ザガーロカプセル(デュタステリド)とは? ~効果や副作用について
AGAを発症している方がザガーロを服用した場合、「脱毛部位に太く長い毛の本数が増える」という効果があると、国内外の臨床試験によってポジティブな結果が報告されています。20~50歳のAGA患者を対象とした試験では、頭頂部(直径2.54円内)の24週時における非軟毛の毛髪数の増加が以下の通り、認められています。
・ザガーロカプセル0.1mg:63.0本の増加
・ザガーロカプセル0.5mg:89.6本の増加
ザガーロ(デュタステリド)とは?効果や副作用、正しい服用方法を解説
Ⅰ型とⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害するザガーロには、薄毛の原因因子の増加を抑制する作用があり、AGAで乱れたヘアサイクルの改善に効果的です。一方でプロペシアはⅡ型の働きのみ阻害するため、個人差はありますがAGAの治療効果はザガーロの方が高いといわれています。
有効成分であるデュタステリドが、AGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)を生み出す5αリダクターゼの働きを抑制することで。Ⅰ型Ⅱ型両方の5αリダクターゼへ効果があるため、薄毛の成長因子の増加を防いでくれます。
ザガーロ(デュタステリド)の効果と副作用 | TCB・AGA外来
ザガーロとは、グラクソ・スミスクライン社が開発した、男性型脱毛症(AGA)の内服薬です。で、0.1mgと0.5mgの2種類のカプセルが上市されています。AGA治療薬として承認される前から、前立腺肥大症の症状を改善する効果も示されていました。
本数だけでなく、「毛髪の太さ」にも変化が報告されています。頭頂部と前頭部のいずれの箇所においても効果が認められていますが、特に頭頂部への効果が高いとされています。この結果から考えると、AGAを発症している方の場合、ザガーロを使用することによって育毛・発毛効果を期待できると言えるでしょう。
ただし、ザガーロのメカニズムを考えるとAGAの原因物質に作用し、進行を食い止めるということが主な役割です。AGAの進行がストップすることで、ヘアサイクルが改善され、結果として薄毛の進行が抑制されます。より高い育毛・発毛効果を期待するのであれば、毛根に直接働きかけて細胞分裂を活発化することによって発毛・育毛を促進する効果が認められているミノキシジルとの併用が有効です。基本的にザガーロとミノキシジルは問題なく併用することができますが、より安全に、そして高い効果を期待するのであれば、専門の医師の指導に従って使用するようにしましょう。(参照※3)
デュタステリドカプセル0.5mgAV「TC」 (令和2年6月発売)
ザガーロカプセル(以下、ザガーロ)は、薄毛、AGA治療に用いられる内服薬で、有効成分はデュタステリドという物質です。AGAは男性ホルモンであるテストステロンが体内にある酵素の5αリダクターゼと結びつくことによって生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)によって引き起こされることがわかっています。DHTが毛根にあるホルモン受容体に感知されることによって、髪の成長記が阻害され、ヘアサイクルが乱されてしまうのです。)
デュタステリドは5αリダクターゼの働きを阻害することによって、AGAの原因物質となるDHTの生成を抑制する効果が認められています。AGAは進行性の脱毛症ですので、治療を行わずに放置すると、どんどん進行していきます。そこで、ザガーロを用いて治療を行い、進行を食い止めることができます。(※3,4)
男性型脱毛症(AGA)の治療薬として2015年には厚生労働省から承認を得て、日本国内でも販売が開始されました。元々は前立腺肥大症の治療薬として使用されていましたが、発毛効果が証明され現在ではAGA治療でも処方されています。
岩手でデュタステリドの処方なら「アクアAGAクリニック盛岡院」
ザガーロとプロペシアは、効果が及ぶ範囲が異なります。先ほど、脱毛の原因となるDHTの増加を促す、5αリダクターゼという成分についてご説明しました。5αリダクターゼには、Ⅰ型とⅡ型が存在します。
アボルブもザガーロと同様に、デュタステリドを有効成分とする医薬品です。
しかし、適応症が前立腺肥大症として承認されたものです。ただ、ザガーロと有効成分が同じであることから、AGAに対する効果も期待でき、また価格も安価なことからジェネリック医薬品と混同されてしまいがちです。基本的にはAGA治療に使用されることはありませんが、一部のAGA専門クリニックでは処方してもらえるケースもあります。ただし、適応外の処方となることから、信頼できる専門医師の判断のもとで使用する必要があります。
デュタステリドとフィナステリド、選ぶならどっち? 効果と副作用
ザガーロ(デュタステリド)は、デュタステリドを主成分としたAGA治療薬です。他のAGA治療薬と比較して効果にどのような違いがあるのでしょうか。本記事では、ザガーロの効果や正しい服用方法、プロペシア(フィナステリド)との違いなどを解説します。ザガーロの服用を検討する際に知っておくべき副作用についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
デュタステリド(ザガーロ)の効果とは?副作用や注意点も徹底解説
ザガーロは肝臓で代謝され半減期は3〜5週間と長めです。肝機能障害のある方への投与は検証されていませんので重度の肝機能障害のある方は服用できません。服用中はPSA(前立腺特異抗原)の値が半分になります。前立腺癌の血液マーカーPSA値に影響し、値が半分になりますので、PSA検査をした方は注意してください。ザガーロを中止して6ヶ月以上経てば影響はなくなります。服用中の方は献血が禁止されています。日本赤十字社・血液事業部では、ザガーロを服用中の方は、 6カ月間の休薬期間をおいて献血することとしています。(血中から完全にぬけるまで時間がかかるのでプロペシアの1ヶ月に対して長いです)
当院では「フィナステリド」「デュタステリド」「ミノキシジル」の3種類の薬を使用します。 ..
ザガーロは、AGAの症状を改善するために処方されます。AGAの症状全般に効果が見られ、脱毛の減少や発毛が期待できます。プロペシアは現状を悪化させないことを目的に処方され、症状の進行遅延に役立ちます。
デュタステリドの副作用は、勃起不全や性欲減退、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感))、精液量の減少などです。
ザガーロはAGAの原因物質であるDHTの生成を抑制することによって、進行を食い止め、ヘアサイクルを正常な状態に戻すことによって、改善効果が期待できる治療薬です。
すでにご紹介しましたが、臨床試験でもザガーロを服用することによって発毛が認められています。とはいえ、ミノキシジル外用薬のように直接毛母細胞に働きかけるといった積極的な発毛効果はないことから、その効果には限界があるといえます。そのため、ザガーロはミノキシジル外用薬と併用することによって、より高い効果を期待することができます。
GSKの医療用医薬品を使用される患者さまとご家族の皆さま向けの医薬品情報です。
ザガーロに比べて保険医療機関においては薬価が決められているため、前立腺肥大症の患者様は自由診療のED外来ではなく保険診療の泌尿器科へ行くべきです。安価に感じるアボルブを男性における男性型脱毛症治療薬として処方する病院や診療所には要注意です。アボルブは前立腺肥大症の治療薬として承認されている医薬品です。適用症が異なる医薬品により重篤な副作用が発症した場合、医薬品副作用被害救済制度の利用ができない場合がありますので要注意です。
医療用医薬品 : ザガーロ (ザガーロカプセル0.1mg 他)
ONE POINT知識:ザガーロとアボルブに違いはある?
アボルブとザガーロは同じ有効成分「デュタステリド」を含有する薬ですが、ため、万一、副作用があらわれた際に救済制度を受けることができません。
[PDF] 5α還元酵素1型/2型阻害薬 男性型脱毛症治療薬
ザガーロの適応症はあくまでAGAのみです。そのため、円形脱毛症など、他の脱毛症への治療に使用することはできません。有効性も確認されていませんので、そもそも効果が得られない可能性が高いといえます。
それぞれの脱毛症に適した治療法・対策がありますので、薄毛専門クリニックや皮膚科などで適切な治療を受けることをおすすめします。
男性成人には、通常、デュタステリドとして0.1mgを1日1回経
上記の通り、ザガーロはAGAによる薄毛に対して高い効果を期待することのできる治療薬です。しかし、多くの方が使用するにあたって、体への悪影響に不安を抱いているでしょう。まず、数値で考えるとザガーロを服用することによってDHT値は下がります。DHTが薄毛症状の悪化に関与していることからDHT値の低下は薄毛の改善においてポジティブな効果であると考えられるでしょう。
この他には5αリダクターゼの働きが阻害されることによって、勃起不全(ED)やリビドー減退(性欲減退)、精液量減少といった性機能障害といった副作用が引き起こされるケースも報告されています。これは5αリダクターゼは頭部以外にも前立腺や陰茎にも存在しており、勃起などの性機能に関わる働きをしているためです。国際共同第Ⅱ/Ⅲ相試験(2010~2012)によると、ザガーロの服用による副作用の発現率は17.1%となっています。そして、その大部分が性機能障害でした。
とはいえ、試験中止に至るような重大な副作用は認められておらず、正しい容量・用法を守れば安全に使用することのできる治療薬といえるでしょう。また、性機能障害の副作用が出たとしても、ザガーロには併用禁忌薬がないことからED治療薬を使用することで対策は可能です。
上記の通り、ザガーロによって引き起こされる副作用の多くは性機能障害ですが、発現率1%未満の割合で、蕁麻疹やアレルギー反応、発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害、腹部不快感などが発生したという報告もあります。また、重篤な副作用としては肝機能障害や黄疸などが引き起こされたというケースもあります。これらの発現頻度は不明で、非常に稀なケースですが、重篤な副作用についてはASTやALT、ビリルビンの上昇を伴うことから、血液検査によってチェックすることができます。専門クリニックで処方を受ければ、万が一副作用が発生した場合もすぐに相談し、対処することができます。なので、個人輸入などに頼るのではなく、専門の医師の処方の上で使用することが推奨されます。(参照※5)
口投与する。なお、必要に応じて0.5mgを1日1回経口投与する。 7
発毛効果が約1.6倍あるとの検証結果の報告があると上述しましたが、これはあくまで24週間の検証を行った結果です。このデータの他に20~50歳の日本人男性型脱毛症患者120例を対象とした26週時及び52週時にて有効性を検証した資料もございます。
[PDF] ザガーロカプセル0.1mg ザガーロカプセル0.5mg に関する資料
ザガーロには併用禁忌薬はないものの、併用注意薬はあります。具体的にはCYP3A4阻害作用を有する薬剤で、リトナビルなどです。
これらの薬剤と併用することによって、デュタステリドの血中濃度が上昇する可能性があるためです。いずれにしても、同時に服用している薬がある場合は、必ず医師に伝えた上で指示を仰ぐ必要があります。(参照※2)
一般名, デュタステリド ; 薬効分類名, 5α還元酵素阻害薬
女性以外でも、未成年の方やザガーロの成分や5αリダクターゼ阻害薬に対する過敏症をお持ちの方、既往歴がある方も使用できません。過去に薬を服用した際に過敏症を引き起こしたことのある方は当てはまる成分が含まれていないか十分に確認し、必ず医師に相談するようにしましょう。
また、ザガーロは肝臓で代謝されることから、重度の肝機能障害のある方も服用できません。十分に代謝されずに血中のデュタステリドの濃度が上昇しすぎてしまう恐れがあるためです。ただ、肝機能障害のある方に投与した場合の薬物動態については、現時点ではまだ明らかにはなっておらず、やはり専門の医師にしっかりと相談した上で指示に従うようにしてください。(参照※3)
ザガーロ|W CLINIC mens|大阪梅田のメンズ美容クリニック
安売りクリニックの日本名のないシートやボトル入り国内未承認の輸入薬にご注意ください。国内未承認薬は重い副作用がでても医薬品副作用救済制度が適応されません。当院ではザガーロを国内メーカーの未開封箱入りで処方しています。箱の中の薬剤シートは日本語記載のある国内純正品です。