合わせて増量投与が可能。この条件に当てはまるのはフェキソフェナジンのみ。


葛根湯は、風邪の初期に効果が期待できる漢方薬で、多くの方が飲んだことのある薬かもしれません。ただし、「甘草」や「麻黄」など副作用に注意が必要な成分が含まれているため、長期間の服用は避けたほうが良いでしょう。また、他の薬と併用する場合も、飲み合わせに注意が必要です。


胃や腸で起きること 薬の「のみ合わせ」Vol.1 | 住友ファーマ株式会社

主に①が考えられます。抗ヒスタミン薬はなどのだけでなくやなどの皮膚症状など、多くの疾患へ効果が期待できます。そのため「皮ふ疾患用」の薬をアレグラ®と一緒に服用した場合では、知らず知らずに抗ヒスタミン薬を重複してしまう可能性があります。先に挙げたように医療機関で医師の判断により抗ヒスタミン薬などを複数使用するケースはありますが、知らず知らずに重複している場合は副作用の予想外の増強などがおこる可能性があり危険です。

ここではフェキソフェナジン塩酸塩の「薬の飲み合わせ」に関して、主にアレグラ®を例にとって解説します。(なお、本記事に登場する薬剤に関して、株式会社メドレーは特定の製薬企業やその関係団体との利害関係はありません)

抗アレルギー薬(フェキソフェナジン)、高血圧症薬(セリプロロール)

YOJOでは、体質チェックをもとにあなたに合った漢方薬をご提案するだけでなく、ご自身が服用中の薬やサプリメントなどとの飲み合わせに関する質問にもお答えいたします。ぜひ気軽にご相談ください。

1週間ほど前に風邪を引き、微熱と喉の痛みがありました。解熱し、治ったと思ったら咳が止まらなくなりました。
いつも風邪後の咳が残ってしまいます。
アレルギーがあり、毎日飲んでる薬が、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mgとラマトロバン錠75mgです。
これに追加でシムビコートとカルボシステイン錠を飲んでいますが、中々咳が治りません。
このご時世、会社で咳がし難いので市販薬のアスクロンも飲もうかと思っていますが併用しても大丈夫ですか?

アストミン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

フェキソフェナジン塩酸塩の製剤は医療用医薬品(製剤例:アレグラ®錠60mg など)の他、OTC医薬品(市販薬)としても「」や「」などという名前で発売されています。「」の添付文書には「本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください」の欄に「他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(薬、鎮咳去痰薬、薬、催眠鎮静薬等)、制酸剤(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤)、エリスロマイシン」とあります。これでは今ひとつハッキリしないのでもう少し詳しくみていきます。薬の飲み合わせには色々な要素などが関係してきますが、ここでは主に

もちろん先ほどの「他のアレルギー用薬」で紹介したように医療機関の受診を経て症状などを医師が考慮した上で抗ヒスタミン薬をあえて重複させて治療する場合もあります。具体的には総合感冒薬のPL配合顆粒(抗ヒスタミン薬としてプロメタジンメチレンジサリチル酸塩が含有)とアレグラ®などの抗ヒスタミン薬が同時に処方されるケースなどは存在します。

鼻症状に働きかける抗ヒスタミン薬などの成分は、市販の鼻炎薬だけでなく、ほとんどの風邪薬にも配合されています。

ちなみに総合感冒薬の中には抗ヒスタミン薬以外にも解熱鎮痛薬などが含まれていることがありますが、イブプロフェン(製剤例:(医療用医薬品)、(OTC医薬品))やロキソプロフェンナトリウム(製剤例:(医療用医薬品)、(OTC医薬品))などの主薬が単一の成分である解熱鎮痛薬とフェキソフェナジン塩酸塩との飲み合わせは通常であれば問題ありません。(解熱鎮痛薬においても、鎮痛成分に加えマグネシウムやアルミニウムといった制酸成分が配合されている製剤もあり、その場合には飲み合わせに注意が必要となる可能性もあります)

私もアレルギー持ちで、息苦しさがありフェキソフェナジン錠と吸入のサルブタモールを処方してもらっています(英国在住で、対面診療が現在行われておらず電話で処方されました)。
アレルギーと風邪が一緒になったような鼻炎から咳に移行し、収まったと思ったらまた鼻水が出始め、今度は後鼻漏で痰が切れない感じで、のどの奥もイガイガして昨日から咳が止まらなくなりました。まだ鼻の奥も重く、鼻水も出ます。しかも、胃の調子も悪く逆流性食道炎の気もあり、胃酸もよく上がってきます。
深い呼吸をすると重い咳が出て夜眠れないので、アスクロンを飲もうと思っていますが、フェキソフェナジンとアスクロンの他、シオノギ胃腸薬Kを服用しても大丈夫でしょうか?
(こちらの病院では、一緒に胃薬を出してくれません)フェキソフェナジンは消化不良の薬を併用しないようにと但し書きがあったので、やめた方がいいでしょうか?
また、後鼻漏にフェキソフェナジンが効いている感じがせず、こちらで市販されているクロルフェニラミンマレイン酸塩の製剤を飲んでみようかと考えているのですが、代えてもあまり意味がないでしょうか?


抗悪性腫瘍薬については情報が非常に限られていること、重篤な副作用が ..

こどもに処方される咳止めとしては、チペピジン(アスベリン®)があります。実際に小児科外来でもよく処方されますし、私も処方することがあります。しかしながら、チペピジンが小児の咳止めとして有効であるというエビデンスは実際にはあまりありません。自然にかぜが治ったのか、薬によって咳が軽快したのかを区別する研究デザインは立てにくいのがあります。ただ、チペピジン自体も副作用がないわけではなく、例えばおしっこが赤くなるとか食欲が落ちるといったことはしばしば診療で経験されます。

イブA錠は小粒で飲みやすく、腰痛、肩こり痛、咽喉痛、頭痛など、さまざまな ..

具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラなどとの飲み合わせについては以下で薬剤師が詳しく解説いたします。

特に頭痛の際に求められる「速く効き、胃にもやさしい」痛み止めとなっています。

咳が続く、ゼコゼコするということで、を処方することがあります。気管支拡張薬(β2刺激薬)は気管支平滑筋を弛緩させることで、気管支を拡張させる効果があり、主に気管支喘息に対して用いられます。小児ではかぜを契機に喘息発作が起こることがしばしばあるので、クリニックではβ2刺激薬は、まずはメプチンを吸入してもらって、症状の改善があるかを確かめてから、そのまま吸入薬かもしくは内服を処方するようにしています。ご家族の希望があれば、貼付薬も処方しますが、貼付薬はジェネリック医薬品だと血中濃度が安定しないので、先発品のホクナリンテープ®で処方しますが、咳止めとしての効果があるかは検討する必要があります。

フェキソフェナジン製剤 · 他の同系統の薬剤に比べ、一般的に眠気の副作用が少ない

小さいお子さんは、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなどに感染すると急性細気管支炎を発症してしまうことがあります。細気管支炎を発症すると、咳が続いたり、ゼイゼイすることがあるので、ロイコトリエン拮抗薬が使われることがあります。しかしながら、呼吸器ウイルス感染症に関連した喘鳴(ゼイゼイ)に対しては経口ステロイド使用や救急外来受診、入院回数を減らす効果は認められず、小児のウイルス感染による喘鳴の治療としてロイコトリエン拮抗薬は推奨されていないのが現状です。ですので、喘息発作の予防以外でロイコトリエン拮抗薬を処方する場面というのは、アレルギー素因(家族歴など)があって、かぜの度にゼイゼイを繰り返すお子さんに対して、長期的に使用するということになるかと思います。

咳喘息は風邪と間違われ、抗生剤や咳止めを処方される例も少なくありませんが、咳 ..

ですので、かぜに抗生剤を内服したからといってかぜが治るわけではなく、すでに解熱するタイミングだった、いわゆる時間薬だったということが言えます。臨床上効果がない抗生剤を内服することのリスクについては別の記事でまとめていますので、一度ご覧ください。