販売名 フィナステリド錠0.2mg「RTO」 フィナステリド錠1mg「RTO」


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[PDF] フィナステリド錠 1mg「RTO」の 生物学的同等性に関する資料

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また、当サイトに掲載されている医薬品に関する情報は、日本における医薬品添付文書の情報をもとに作成しており、日本以外の国での利用においては、これらの情報が適切でない場合がありますので、それぞれの国における承認の有無や承認内容をご確認ください。
なお、当サイトに掲載されている医薬品に関する情報は、その製品の効能・効果を宣伝または広告するものではありません。

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フィナステリド製剤であるフィナステリド錠 1mg「RTO」と標準製剤との生物学的同

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17.1有効性及び安全性に関する試験
17.1.1国内第II/III相二重盲検比較試験
24歳から50歳の男性型脱毛症患者(ModifiedNorwood‐Hamilton分類IIvertex、IIIvertex、IV及びV:添付文書の図1)414例を対象とした48週間のプラセボ対照二重盲検比較試験において、頭頂部毛髪の変化を写真により7段階で評価した結果、フィナステリド錠投与群(0.2mg/日及び1mg/日)はプラセボ群と比較して統計的に有意な改善を示したが、実薬群間では統計的な有意差は認められなかった(添付文書の図2)。投与前と比べ48週で改善と判定されたのは、0.2mg投与群で54.2%(71/131例)、1mg投与群で58.3%(77/132例)、プラセボ群で5.9%(8/135例)であった。
副作用(臨床検査値異常変動を含む)の発現割合は0.2mg投与群で1.5%(2/137例)、1mg投与群で6.5%(9/139例)、プラセボ群で2.2%(3/138例)であった。性機能に関する副作用は0.2mg投与群で1.5%(2/137例)、1mg投与群で2.9%(4/139例)、プラセボ群で2.2%(3/138例)に認められた。フィナステリド錠投与群(0.2mg及び1mg)に認められた主な症状はリビドー減退1.1%(3/276例)、勃起機能不全0.7%(2/276例)であった。
図1国内第II/III相二重盲検比較試験で対象となった頭頂部脱毛タイプ(ModifiedNorwood‐Hamilton分類IIvertex、IIIvertex、IV及びV)
<<図省略>>
図2頭頂部写真評価の推移(平均値±標準誤差)
<<図省略>>
17.1.2国内長期投与試験
国内第II/III相二重盲検比較試験(48週間)終了後に、移行可能であった374例全例にフィナステリド錠1mgを投与する長期投与試験(48週間、通算96週)において有効性(頭頂部写真評価)は維持することが示された。
国内長期投与試験期間中における副作用(臨床検査値異常変動を含む)の発現割合は1.1%(4/374例)であり、前相を含め96週間にわたり1mgが投与された症例の長期投与試験期間中における副作用の発現割合は1.6%(2/124例)であった。

の結果、フィナステリド錠0.2mg「RTO」及びフィナステリド

男性における男性型脱毛症の進行遅延。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 男性における男性型脱毛症のみの適応である(他の脱毛症に対する適応はない)。
5.2. 20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない。
5.3. 女性に対する適応はない(海外で実施した閉経後女性の男性型脱毛症を対象とした12ヵ月間のプラセボ対照二重盲検比較試験(n=137)において、フィナステリドの有効性は認められなかった)。

18.1作用機序
フィナステリドは、5α‐還元酵素II型を選択的に抑制することによりテストステロンからジヒドロテストステロンへの変換を阻害し、発毛作用を示すものと考えられる。
18.25α‐還元酵素阻害作用
フィナステリドは、invitroにおいてヒト遺伝子組換え5α‐還元酵素II型を阻害し、緩徐に酵素との安定な複合体を形成する。
18.3発毛作用
フィナステリドは、男性型脱毛症モデル動物であるベニガオザルにおいて、ジヒドロテストステロンの低下を伴った発毛作用を示した。
18.4ステロイドホルモン受容体に対する作用
フィナステリドは、invitroにおいて、ハムスター又はラット由来のステロイドホルモン受容体に対する親和性を示さず、ヒト又はラット由来の5α‐還元酵素以外のステロイドホルモン生合成酵素に対する阻害作用も極めて弱かった。
18.5ホルモン様作用
フィナステリドは、マウス、ラット又はウサギにおいて、エストロゲン様作用、抗エストロゲン作用、ゴナドトロピン分泌抑制作用、アンドロゲン様作用、プロゲスチン様作用及び抗プロゲスチン作用を示さなかった。

個人契約のトライアルまたはお申込みで全コンテンツが閲覧可能 ; フィナステリド錠0.2mg「RTO」 フィナステリド錠1mg「RTO」

(禁忌)
2.1.本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者。
2.2.妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性〔8.1、9.5妊婦、9.6授乳婦の項、14.1参照〕。
(重要な基本的注意)
8.1.本剤の使用に際しては、患者に次の事項を説明すること〔2.2、9.5妊婦、9.6授乳婦の項、14.1参照〕。
・本剤を妊婦に投与すると、本剤の薬理作用(DHT低下作用)により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがある。
・本剤を分割・粉砕しないこと。
本剤が粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性は取扱わないこと。本剤はコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いにおいて有効成分に接触することはない。
8.2.本剤との因果関係は明らかではないが、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されている。患者の状態を十分に観察するとともに、自殺念慮又は自殺企図があらわれた場合には本剤の服用を中止し、速やかに医師等に連絡するよう患者に指導すること〔9.1.1参照〕。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.うつ病、うつ状態又はその既往歴、自殺念慮又は自殺企図の既往歴を有する患者:本剤との因果関係は明らかではないが、自殺念慮、自殺企図、自殺既遂が報告されている〔8.2参照〕。
(肝機能障害患者)
本剤は主に肝臓で代謝される(肝機能障害患者を対象とした臨床試験は実施していない)。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと〔2.2、8.1、14.1参照〕。
(授乳婦)
授乳中の女性には投与しないこと(本剤がヒト乳汁中へ移行するかは不明である)〔2.2、8.1、14.1参照〕。
(小児等)
小児等に対する適応はない(小児等を対象とした臨床試験は実施していない)。
(高齢者)
前立腺肥大症患者を対象にした臨床試験(フィナステリド5mg)では、高齢者と非高齢者において副作用の発現割合に明らかな差は認められていない。しかし、一般に高齢者では生理機能が低下しているので注意すること(高齢者における有効性は確立していない)。
(臨床検査結果に及ぼす影響)
国内で実施した24歳から50歳の男性型脱毛症患者において、血清前立腺特異抗原(PSA)の濃度が約40%低下した。海外臨床試験において、高年齢層の前立腺肥大症患者へのフィナステリド投与により血清PSA濃度が約50%低下した。したがって、本剤投与中の男性型脱毛症患者に対し前立腺癌診断の目的で血清PSA濃度を測定する場合は、2倍した値を目安として評価すること。
(適用上の注意)
14.1.調剤及び服用時の注意
本剤を分割・粉砕しないこと。
本剤が粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性は取扱わないこと〔2.2、8.1、9.5妊婦、9.6授乳婦の項参照〕。
14.2.薬剤交付時の注意
14.2.1.PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある)。
14.2.2.本剤は、食事の有無にかかわらず投与できる〔16.2.1参照〕。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
15.1.1.市販後において、本剤を投与された患者で男性乳癌が報告されている。フィナステリド長期投与と男性乳癌の発現との因果関係は不明である。
(参考)
海外で実施された、3047例<平均年齢:63歳>の前立腺肥大症患者を対象としたプラセボ及び比較対照薬との4~6年間の臨床試験において、フィナステリド5mg投与群(本剤承認用量の5~25倍用量)で4例の乳癌の報告があったが、フィナステリド非投与群ではみられなかった。一方、別の3040例(平均年齢:64歳)の前立腺肥大症患者を対象としたプラセボとの4年間の海外臨床試験では、プラセボ投与群において2例の乳癌の報告があったが、フィナステリド5mg投与群ではみられなかった。また、18882例(平均年齢:63歳)の健康男性を対象としたプラセボとの7年間の海外臨床試験では、フィナステリド5mg投与群及びプラセボ投与群で各1例ずつ乳癌の報告があった。なお、海外の市販後において、フィナステリド1日5mgを投与された患者で男性乳癌が報告されている。
15.1.2.海外で実施された、18882例(平均年齢:63歳)の健康男性を対象としたフィナステリド5mg(本剤承認用量の5~25倍用量)又はプラセボを7年間投与する臨床試験において、*ModifiedGleasonScore8~10の高悪性度前立腺癌の発現率が、プラセボ投与群(1.1%)と比較して、フィナステリド5mg投与群(1.8%)で高かった(相対リスク1.70[95%信頼区間:1.23-2.34])との報告がある(*:組織学的悪性度の指標)。
15.1.3.海外臨床試験において、本剤投与により前立腺容積減少したとの報告がある。
15.2.非臨床試験に基づく情報
アカゲザルの妊娠20日から100日までフィナステリド120ng/kg/dayを毎日静脈内投与した場合でも雌雄胎仔に異常所見は認められなかった(アカゲザルへの投与量は、フィナステリド1mgが投与された患者の1回の射精を介して女性が曝露される可能性のあるフィナステリド量の少なくとも750倍に相当する)〔16.3.2参照〕。
(保険給付上の注意)
本剤は保険給付の対象とならない(薬価基準未収載)。
(保管上の注意)
室温保存。

男性における男性型脱毛症の進行遅延。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1.男性における男性型脱毛症のみの適応である(他の脱毛症に対する適応はない)。
5.2.20歳未満での安全性及び有効性は確立されていない。
5.3.女性に対する適応はない(海外で実施した閉経後女性の男性型脱毛症を対象とした12ヵ月間のプラセボ対照二重盲検比較試験(n=137)において、フィナステリドの有効性は認められなかった)。