フォシーガを飲んでいるのに痩せない理由として、以下の3つが考えられます。


以下の症状は、フォシーガを飲むときに注意しておきたい重大な副作用です。


フィットクリニックでは、ルセフィと同じSGLT2阻害薬のフォシーガを含む

フォシーガは1カ月で1~2kg痩せるといわれており、個人差はありますが継続的に飲むことで効果を実感することができます。
まだフォシーガを飲み始めて間もないという方は、効果が出るまで頑張って飲み続けてみましょう。

SGLT2というのは腎臓にある膜タンパク質(細胞などの膜の中にあるタンパク質)のことで、糖が尿へ逃げてしまわないようにする働きを持っています。そして、ルセフィやフォシーガをはじめとするSGLT2阻害薬はSGLT2の作用を抑制することで腎臓で糖が再吸収されることを防ぎ、余分な糖が尿中に排泄されるのを促すという働きがあるお薬です。

そのため、フォシーガを扱っている病院を受診して処方してもらいましょう。

余分な糖の排出を促すので、糖質制限をしているのと同様の効果が期待できるのです。そのため、過度な食事制限やきつい運動をしなくても体重減少が目指せるでしょう。

ダイエットの基本はいかに体脂肪を減らすかがポイント。

そのためには運動によりエネルギー消費を増やして体脂肪を燃焼させ、食べ過ぎを防いでエネルギーの過剰な流入を止めることにつきます。

食事療法のポイントは炭水化物を制限しようとするのではなく、意識してタンパク質摂取に務めることです。

人は必要なタンパク質量を摂取するとそれ以上は食べたいという気持ちが少なくなるからです。

朝食や昼食にも肉や魚なら100グラム程度、その他乳製品、卵、大豆製品などで毎食タンパク質として20から30g摂取しましょう。

特に朝食のタンパク質が不足している人が目立ちます。

現在朝食を食べないか、少ししか食べないにもかかわらず肥満の人は、朝食を摂ることからスタートしてください。

それでも減量が困難な場合は、お薬による治療を検討すると良いでしょう。

糖尿病の方なら、GLP-1受容体作動薬やメトホルミンのような食欲抑制作用を伴うお薬を使用することにより、血糖値の改善と食事制限も同時に行うことが期待できます。

糖尿病のない肥満症の方は、保険適用があれば食欲抑制薬サノレックスや漢方薬などを併用すると良いでしょう。

以上のように、ダイエットのためにSGLT2阻害薬を用いて減量を試みることは適切な方法でないことをお話ししました。

ただし誤解のないようにしていただきたい点は、フォシーガ、ジャズダンスなどのSGLT2阻害薬は適切に使用することにより、糖尿病治療薬としてだけでなく、心臓病腎臓病治療薬としても大変優れた薬であり、私も糖尿病患者さんに処方することが多いお薬のひとつであることを申し添えます。


フォシーガで痩せない理由と対処法について、以下にまとめました。

なお、フォシーガを使うと1ヶ月で1~2kgほどの減量を目指すことができますが、お薬をやめるとリバウンドすることがあるので注意してください。(クリニックフォア糖質カットプラン・内服バランスプランでの減量目安)

フォシーガの副作用として、低血糖(血液中のブドウ糖が少なすぎる状態)が起こることがあります。フォシーガはほかの糖尿病治療薬と比べて低血糖が比較的起きにくい薬ですが、注意は必要です。

フォシーガを使用したダイエットでの注意点は、主に以下の4つです。

患者さんから腎臓病の治療として注目を集めているフォシーガという薬についてご相談を頂くことが多くなってきたので触れたいと思います。

*尚、フォシーガはSGLT2阻害薬と呼ばれるお薬の一つです。フォシーガが格段に有名なので薬剤名を挙げていますがこの記事の内容はSGLT2阻害薬全体を示しています。


フォシーガの飲み方は、服用目的や症状によって異なります。です。

フォシーガをダイエット目的で飲む場合、通常5mgから飲み始めることが推奨されています。

治療をする目的でフォシーガを服用する場合は、保険適用になります。

どのようなお薬でも、効果が期待できる反面、副作用のリスクがあります。フォシーガの服用中に以下のような症状が現れた場合は、早めに医師に相談しましょう。

メトホルミンとフォシーガの併用が検討されるポイントは以下の通りです。

上記のような症状が出た場合、ラムネやブドウ糖、砂糖を含む飴やジュースを摂取して血糖値をあげましょう。目安としてブドウ糖であれば1回約10gです。症状が回復しない場合は、すぐに医療機関を受診してください。

フォシーガの一般的な副作用としては、以下のようなものがあります。

フォシーガは、メトホルミンやリベルサスと併用することでダイエット効果を高めることができます。

GLP-1受容体作動薬とフォシーガの主な違いは以下の通りです。

ケトアシドーシスとは、体内にケトン体が増え、体液が酸性に傾いた状態のことです。昏睡状態に陥ることもあるため、倦怠感など異常を感じたら服用を中止し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

どちらがあなたに向いてる?SGLT2阻害薬(フォシーガ)とGLP-1

フォシーガによって体重が減少するという報告があり、ダイエット薬として処方されることもあります。

フォシーガで本当に痩せる?効果・飲み方・メトホルミン併用の真実

フォシーガと他の医薬品との併用による相乗効果の詳細や注意点については、それぞれ別の記事で解説しています。
併用を試してみたいと思った人はこちらもあわせてご覧ください。

フォシーガの副作用は?初期症状やダイエットにおける注意点を解説

体質的にフォシーガが合わない人はもちろん、食欲を抑える効果脂肪の吸収を抑える効果が必要な人は、他の医薬品に切り替えることでダイエット効果を実感できる場合があります。

フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用

フォシーガ錠は5mgと10mgがあり、必要性や用途に応じて量を調整していきます。

ないようにする働きを持っています。そして、ルセフィやフォシーガをはじめとする ..

体質や持病によっては、フォシーガを処方できない方や、処方に注意が必要な方がいます。以下に当てはまるような方は必ず医師に相談してください。

フォシーガ錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

フォシーガを飲む時には、低血糖症状に注意し、脱水予防のために水分もしっかりとりましょう。詳しくは以下の通りです。

フォシーガ(SGLT2阻害薬)ってどんなお薬? 効果・効能、副作用

腎臓で糖を再吸収するたんぱく質(SGLT2)を阻害し、糖を尿中へ排泄するお薬です。
糖尿病治療薬として保険適応があります。
薬の作用によって、1日あたり約400キロカロリーのブドウ糖が尿中へ排出されるため、ダイエット効果が期待できます。
商品名としてカナグル、スーグラ、フォシーガ、ジャディアンス、デベルザ、ルセフィ等があります。

SGLT2阻害薬のうち、フォシーガ(ダパグリフロジン)及びジャディアンス(エンパグリフロジン)については、

フォシーガを飲むと脱水症状があらわれる場合があります。フォシーガによって尿の量が増え、体から水分が失われやすくなるためです。

フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)

費用を抑えたい、生活習慣を見直したいという人にはメトホルミン、短期間で効果を出したい、運動や食事制限は苦手だという人にはリベルサスがおすすめです。

フォシーガ):小野薬品、アストラゼネカカナグリフロジン(カナグル ..

では、実際にフォシーガを飲んでも痩せない人はどのような対処法を取ればよいのでしょうか?
次の項から詳しく解説していきます。

Q7.カナグルやフォシーガなどは有効ですか? 連載:GLP1ダイエット

フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。

カナグルやフォシーガで ダイエットはバカげている eBook : 鈴木吉彦

尿路感染症になりやすくなることも副作用として挙げられます。特に女性の場合は、尿路感染症に注意が必要になります。膀胱炎などの尿路感染症を繰り返しやすい方は特に注意が必要です。予防策としては、水を多めに飲んで、おしっこを我慢しないことが大切です。

フォシーガは痩せないって本当?その理由と体験談を紹介 | 健康コラム

各薬剤で多少違いありますが、減量効果があることが報告されています。
(平均で-3%程度、50kgの人なら1~2kg、70kgで2kg程)。
日本では、肥満治療としては保険適応が無いため、自費診療になります。

フォシーガは、もともと2型糖尿病の治療薬として開発された薬です。腎臓に作用して尿中に糖を排出することで、血糖値を下げる効果があります。

フォシーガを飲むと、血糖値が下がりすぎて低血糖症状が現れることがあります。以下のような症状が出たら、糖分の多い食べものや砂糖をすぐに食べてください