コブラCobra☆キングコブラ バフラー 20°3/Rユーティリティ☆名器☆
ゴルフクラブとして日本ではあまり馴染みのないコブラ。
その歴史? を少々。
1973年オーストラリアからアメリカン・ドリームを求めてやってきたトム・クロー氏によってコブラブランドが立ち上げられました。
80年代から90年代にキャロウェイやテーラーメードと肩を並べるくらい急成長したものの、製品の失策やマーケティングの失敗によって衰退してしまい、アクシネットに買収され傘下に入ることでブランドイメージを一新して復活を遂げます。
そしてコブラは2010年3月にスポーツ用品のプーマに売却されます。
元々コブラは若者向けスポーツブランドであったため、それにマッチしたプーマの下で徐々にシェアを広げていきます。
そこに近年ではリッキー・ファウラーやブライソン・デシャンボー、レキシー・トンプソンに代表される世界のトッププロが登場し、アメリカを中心に人気となりました。
……しかし残念ながら日本では名前は知っていても、使っている人をあまり見ませんね。
名器!コブラ ユーティリティバフラー 3/H 19° 4/H 配送 22°
コブラと言えば「バフラー レイル」。
2010年に発売された今や名器と言われるユーティリティーの「バフラー レイル H」、フェアウェイウッドの「バフラー レイル F」から採用されたソールに走る2本のレールがまさにソレ。
「レイル・テクノロジー」と銘打たれ、ダフりを軽減しつつ芝と接触する面積を少なくして抜けを良くしよう、と考えられたソール形状です。
これが大ヒット!
この「レイル・テクノロジー」はその抜けの良さでディボット跡やベアグラウンド、はたまたバンカーからでもガンガン打って行けちゃうという機能で、当時、トンデモクラブになりました。
そして現在でも最新モデルKING F9シリーズのフェアウェイウッドとユーティリティーのソールには2本のレールが鎮座している訳です。
試しにヘッドを芝の上に置き、飛球線方向にヘッドを滑らすとスムーズに動きますが、前後(飛球線方向とは直角)方向に動かそうとしてもかなりの抵抗になってほとんど動かせません。
これこそが「レイル・テクノロジー」の恩恵です。
人工芝からの試打じゃ絶対分からないので、ぜひ芝の上から打ってほしいものですね♪
コブラのユーティリティーは、バフラー レイルTC・左利きの方向けのレフティモデルなどを探せるためおすすめです。こちらの記事では、コブラのユーティリティーの選び方やおすすめの中古品・ラッドスピードの評価などについてご紹介しています。
アチョップさん専用 コブラ バフラーユーティリティ 3から6番 クラブ
DWS、TWS、同PROなど各種のバフラーを使用してきましたが、私にはRail-Hがベストの選択です。
簡単に珠が浮くタイプで高弾道ですが、アゲンストに弱い感じもしません。
#3、#4はスピンも適量なのかグリーンでも止まるUTと思います。(流石に#2では止まりませんが)
左右への曲げなどの操作性も良いですが、ラフ、FWバンカー、薄芝や、前上がり下がり、左上がり下がりのタイトなライからの信頼度はピカイチです。
低く強い珠も思い通りに打てるので、14本の中でも使用頻度がダントツです。
このヘッドも素晴らしいのでしょうが、NS950のウッド用シャフトが良いのだと思っています。
反対にアイアン用のNS950シャフトや軽いカーボンのUTが全くダメですね。
購入後もキャロウェイ、スリクソンなど何本もUTを購入しましたが、4年以上このRail-Hを使い続けています。