なお、ウゴービは皮下への注射剤として使用される薬剤となっています。


ウゴービを単なる「ダイエット薬」だと思っている方も多いでしょうが、実際には全く違います。あくまで治療として使われるため、一言でいうと「健康な方」は処方対象外です。


ウゴービの有効成分は「セマグルチド」で、GLP-1受容体作動薬です。

セマグルチドはGLP-1を合成した化学物質です。GLP-1はもともと体内にあるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。食事すると小腸からGLP-1が分泌され、すい臓に達するとこれをきっかけにインスリンが放出されて血糖値が下がります。ウゴービはこれを体外から補充します。GLP-1受容体作用薬とよばれます。

注射タイプは効果が持続しやすく、少ない投与回数でよい点が大きなメリットといえます。
また製品によっては症状に合わせて細かい投与量を調整しやすいのも特徴です。

ウゴービの処方に関して、これらの診断を医師から受ける必要があります。

急性膵炎、激しい腹痛、悪心・嘔吐、食欲減退、糖尿病網膜症、めまいなどの副作用が起こることがあります。

ウゴービ、オゼンピックは、肥満治療の基本となる食事療法、運動療法を十分に行ったうえ、効果が不十分な場合に考慮すること。

Q なぜ太っているだけだとウゴービは保険適用にならないでしょうか?

一般名は「セマグルチド」と言い、「GLP-1受容体作動薬」に分類されます。
糖尿病治療薬の「オゼンピック」や「リベルサス」と同じ成分です。
投与方法は「オゼンピック」と同様、週1回皮下注射を行います。
容量は0.25㎎、0.5mg、1.0㎎、1.7mg、2.4mgの5段階があり、0.25mgからスタートし4週毎に増量していきます。
「ウゴービ」は既に糖尿病治療薬で使用されている「オゼンピック」や「リベルサス」と同様に、脳での食欲調整機構に作用したり、胃の蠕動運動の抑制することで体重減少効果が期待されます。オゼンピックの最大投与量が1.0mgであったのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能です。「オゼンピック」の最大2.4倍と考えると効果は高そうです。

という結果になっています。※対象患者は「ウゴービ」適応患者と同じです。
また、ウゴービ2.4mg群の83%、1.7mg群の72%で5%以上の体重減少を達成しています。比較対照のプラセボ群では21%でした。
13%の体重減少は体重80kgの人で10.4kgの減量となるので非常に大きな効果があると言えます。

ウゴービの価格(公定薬価)は、薬の量によって5段階に設定されています。

具体的には、高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかを有する肥満症があり、かつ食事療法と運動療法を行っても十分な効果が得られない人のうち、以下のいずれかに該当する方が対象となります。

ウゴービ、オゼンピックの効果や経過には個人差があります。
気になる症状がみられた場合には、医師へ相談してください。またウゴービ、オゼンピックはセマグルチドを主成分としているため、基本的には同じ副作用が現れます。


ウゴービ®はGLP-1受容体作動薬であるセマグルチドを含有しており、他の ..

同じく2024年に発売予定のアライ(オルリスタット)は肥満症を予防するリパーゼ阻害薬で、肥満症を治療するウゴービ(セマグルチド)とは異なります。

ジェネリック医薬品ではありませんが、同じ成分のお薬で肥満症治療薬の「ウゴービR皮下注」があります。 解説

ウゴービは2024年2月保険適用の肥満症治療薬として発売されました。この薬は食べ物を摂取したタイミングで血糖値を下げ、脳の満腹中枢に働きかけて食欲も抑制します。これらの作用で体重を減少させる薬です。

このウゴービは、最大容量の2.4 mgを使用すると、ウゴービを使用 ..

当院では、ウゴービの取り扱い予定はありません。
またウゴービは、2023年8月現在、薬価は未定となっています。

ダイエットに効果が期待できる?GLP-1受容体作動薬の飲み薬とは

リベルサス・ウゴービは誰にでも処方してもらえるものではありません。2型糖尿病などを患う肥満症があり、食事・運動療法を行っても十分な効果が得られない人で、様々ある肥満に関連する健康障害を持つ人が対象です。また、処方が行えるのは大学病院などに限定されました。

リベルサスと同種同効薬の注射薬である「サクセンダ」、「ウゴービ」が、米国FDAで肥満治療薬として承認されています。 「リスク、副作用」

高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかを有した肥満症患者
ただし、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、以下に該当する場合に限る。
「BMI:27以上で2つ以上の肥満に関連した健康障害がある※。」
もしくは
「BMI:35以上」

リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説

実際の効果が気になるところですが、日本人を含んだ東アジア人を対象とした臨床試験であるSTEP6試験では、投与後68週間後の体重が、

リベルサス3mg・リベルサス7mg・リベルサス14mgの効果と違い

これまで「肥満症」に対する保険診療で使用可能な薬物は「サノレックス」や「防風通聖散」が主流でした。
しかしながら、「サノレックス」は「高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)」にしか使用できず、処方は3か月間までという期間の限定があり、また強い副作用が出る場合があり慎重に使う必要がありました。「防風通聖散」は副作用が少なく使用しやすい薬剤でしたが、体重減少効果に個人差が大きいことが問題でした。
今回の「ウゴービ皮下注」は長期間使用でき、効果が高い肥満症治療薬として期待ができそうです。

リベルサス錠14mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

ウゴービは自身で注射を行いますが、同じ有効成分「セマルグチド」同じ成分を持つ薬としてリベルサスがあります。メディカルダイエットと称し「GLP-1ダイエット」名前などで、自由診療での処方を行っているクリニックがいくつか存在します。

GLP-1受容体作動薬のオゼンピック/リベルサス(一般名:セマグルチド)は2型糖尿病治療薬です。体重減少効果な.

肥満症の方が体重を減らすことで生活習慣病の発症を予防したりすることができ、健康寿命の延伸にもプラスの効果が働きます。

リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について

2023年11月16日追記:中医協総会は11月15日「ウゴービ皮下注」の薬価収載を了承し、11月22日付けで薬価収載となります。
2023年3月28日追記:は「ウゴービ皮下注」に関して厚生労働省より肥満治療薬として承認を得たと公表しました(3月27日)。
2023年1月27日、厚生労働省の薬食審・医薬品第一部会で「肥満症」を対象疾患としたウゴービ皮下注(セマグルチド)を承認することを了承したと報じられました。2~3月には正式に承認される見通しのようです。

ウゴービは肥満症の患者に対して医師が処方する医療用医薬品に当たる ..

現在発売されているGLP-1の飲み薬であるリベルサスは服用時にいくつかの注意点がある製品です。
正しい方法で服用しなければ効果があらわれにくい場合もあるため注意しましょう。

「ウゴービ」を週1回の注射で同じ17カ月間投与した以前の臨床試験では ..

「ウゴービ皮下注」の発売開始は未定です。処方可能になりましたら改めてホームページでもお知らせいたします。

リベルサスってどんなお薬?ダイエット効果もあるの?。本陣駅近く ..

ウゴービは、肥満症の適応治療薬として、日本で初めて厚生労働省に承認されました『GLP-1受容体作動薬』です。このGLP-1受容体作動薬に関して、本来は2型糖尿病の治療薬であり様々な種類の薬剤が存在していますが、主な作用として、膵臓に作用にインスリン分泌を促進し、血糖値を上昇させるグルカゴンを抑制することで血糖値を改善させたり、食欲を抑える作用を有しています。

30年ぶり 肥満症治療薬「ウゴービ」販売、美容目的はNG…強い副作用も【N ..

健康体の方は、ウゴービの処方対象外になってしまうため、一般の方がダイエット薬として手に入れることはできません。

週1回投与の肥満症治療薬「ウゴービ」を発売/ノボ ノルディスク

ウゴービは「オゼンピック」や「リベルサス」と同様に、脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑制することで体重減少効果が期待されます。
ちなみにウゴービと同じ皮下注射の「オゼンピック」との最大の違いは、その最大投与量です。
「オゼンピック」の最大投与量が1.0mgであったのに対して、ウゴービは最大2.4mgの投与が可能です。オゼンピックの最大2.4倍と考えると、その食欲抑制効果と胃の蠕動運動抑制効果による体重減少効果はかなり大きいことが予想されます。

[PDF] GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1 受容体作動薬の適正使用について

これらの薬には胃の不快感や下痢といった消化器症状の副作用があらわれます。本来は2週間に1度程度の割合で専門医が診察し、経過をみながら処方量を増やすなど慎重に対応するべきものとされています。肥満症でない人がいわゆる「やせ薬」として不適切に使用すると、低血糖や膵炎、胆石など重篤な副作用が発生する恐れもあります。