不整脈の指摘が、日常生活を見直すきっかけになればよいと思います。
心房細動のレートコントロールですが、どの程度の心拍数を目指すのが良いか議論が有りました。
RACEⅡと呼ばれる試験では、厳格なレートコントロール群(安静時心拍数80/min以下)と緩やかなレートコントロール群(安静時心拍数110/min以下)にいて、心血管イベントに差がなかったとしています。
ヨーロッパ心臓病学会のガイドラインでは、心房細動のレートコントロールは、、安静時心拍数を110/min以下となるよう、緩やかなレートコントロールが推奨されています。 この緩やかなレートコントロールで症状が持続し、頻脈誘発性心筋症が生じたときは、安静時心拍数を80/min、中等度運動時心拍数を110/minの厳格なレートコントロールが推奨されています。
アメリカの心房細動のガイドラインでも、緩やかなレートコントロールを採用していますが、症状がなく、心駆出率が40%以上と新機能が保たれている例が適応とされています。
ただ、まだまだ臨床データが不足しているため、今後のデータの蓄積次第によっては、この考え方も変わってくる可能性があります。
特に基礎疾患を持った心房細動例(僧帽弁狭窄症、大動脈弁狭窄症、高血圧性心肥大、肥大型心筋症など)では、 心房収縮(atrial kick)の欠如による心拍出量の低下などにより心不全を発症する可能性があること、 高心拍数は頻脈誘発性心筋症の原因となることから、 また、狭心症などの虚血性心疾患では、高心拍数から心筋虚血をきたす可能性が有ることから、厳格なコントロールが必要になる場合もあり、一概に、緩やかなレートコントロールが良いとは限りません。
食事の影響をほとんど受けないのもシアリスの大きなメリットの一つです。
注意すべきは、ED治療薬と抗不整脈薬の飲み合わせです。
バイアグラは、アミオダロンとの併用が禁忌となっております。レビトラは、Ⅰa群の抗不整脈薬、アミオダロンとのの併用が禁忌となっております。シアリスは、現在のところ併用禁忌となる抗不整脈薬はございません。
レートコントロールに用いる薬剤ですが、WPW症候群を認めない場合ですが、心機能に応じ、、ジゴキシンが用いられます。
低心機能例では、β遮断薬の導入、カルシウム拮抗薬の使用には注意が必要であり、腎機能障害例では、ジゴキシンを減量する必要があります。
WPW症候群の場合、Naチャンネル遮断薬を用いたり、アブレーションが適応となります。
本邦では、心不全に合併した心房細動例に対して、アミオダロン(経口)の適応が追加されました。心房細動の停止だけでなく、レートコントロールにもアミオダロンが使用される場合もあります。
シアリスはこのようなデメリットを解決すべく、。のもうれしい特徴です。
未成年者は臨床試験でも対象外のため安全性が確立していないので禁忌としています。
肥大型心筋症例でのバイアグラ、レビトラ、シアリスの使用実績が十分では有りません。
末梢血管を拡張する薬剤は、肥大型心筋症の左室流出路の圧格差を増大させ、 症状を悪化させる可能性があります。
バイアグラ、レビトラ、シアリスの服用は控えてください。
狭心症などで、硝酸薬で治療中の方や、不整脈で抗不整脈薬で治療中の方は服用 ..
EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で勃起不全、勃起障害と訳されます。つまり、性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起の状態を維持できない状態のことを言います。
シアリスはED(勃起不全)に効果が期待できる医薬品です。ED治療薬にはバイアグラやレビトラなどがありますが、シアリスは緩やかな効果が長時間続くことが特徴といえます。また、シアリスの成分が体内に吸収されると食事の影響を受けにくいことから、多くの方に支持されています。
不整脈の方, 服用している薬剤名をお伝え下さい。個々に判断が必要です。 服用して ..
不整脈の問題と抗不整脈薬の問題と分けて考える必要が有ります。
まず、不整脈の問題ですが、運動により誘発される可能性が有るため、 運動制限を指示されている場合は、残念ですが、バイアグラもレビトラもシアリスも服薬できません。
次に、抗不整脈薬ですが、一概に抗不整脈薬と言っても、にも、多種多様であり、 抗不整脈薬の種類によって、服用の可否が異なって来ます。
代表例を挙げると、Ⅲ群に分類されるアンカロン(塩酸アミオダロン経口錠)を服用の方は、 バイアグラ、シアリス、レビトラともに服用できません。
レビトラは、Ⅰa群、Ⅰc群の抗不整脈薬との併用は、禁忌となっております。
Ⅱ群(β遮断薬)、Ⅳ群(カルシウム拮抗薬)は、併用は問題ありません。
ご自身での判断は危険ですの止めてください。
主治医と相談して頂く、当院へ連絡ください。
心房細動は、頻脈になるとは限りません。心拍数が低下した、徐脈性の心房細動もございます。 この場合、何らかの症状を有する場合は、ペースメーカ治療の適応となります。プレタール(シロスタゾール)などで、心拍数を増加させようと試みることもございます。
狭心症などで、硝酸剤で治療中の方や、不整脈で抗不整脈薬で治療中の方は服用 ..
ED治療薬には副作用が生じる可能性があり、体質や疾患によっては服用できない方がいらっしゃいます。そのような場合には、ED治療専用機器「レノーヴァ」による治療がおすすめです。レノーヴァの特徴や効果などについて解説いたします。
シアリスは抗不整脈は併用禁忌になっていませんが、慎重投与のお薬となります。 ・抗真菌薬
残念ですが、勃起薬との併用はできません。
、、 とニトログリセリン系薬剤/硝酸剤の併用すると、 過度の血圧低下をきたすためです。
狭心症や心筋梗塞が原因はなく、お薬に相性の問題です。 狭心症や心筋梗塞を罹患された場合でも、ニトログリセリン系薬剤/硝酸剤の使用が無ければ、 勃起薬の服用は可能です。
不整脈、脳出血、一過性脳虚血発作等の重篤な心血管系障害がタダラフィル投与後に ..
抗不整脈薬にも、様々な種類があり、その種類によって、 服用可能かどうか異なります。 アンカロン?(塩酸アミオダロン経口錠)を服用の方は、 バイアグラ、シアリス、レビトラともに服用できません。 現在、次々とジェネリック医薬品が市販されており、 アミオダロン錠にも、様々な名前のものがあります。 その他、詳細は、併用禁忌薬剤の項を参照してください。
・不整脈、低血圧または高血圧症の方・硝酸剤/一酸化窒素(NO)供与剤を服用中の ..
上記のような不整脈でなく、心機能や心伝導系が正常な方でのED/勃起不全治療薬使用時の動悸の頻度に関してですが、バイアグラ0.1~1%、シアリスが0.2~1%、レビトラが0.1~1%と、ほとんど動悸の発生頻度に関しては、横並びです。
シンプルな心拍亢進による動悸は、基本的には無害なものですが、このような動悸が煩わしく思われる場合は薬剤のコンバートして頂くのもよいと思われますし、それぞれの力価を下げる事も良いと思われます。
不整脈薬や抗凝固薬は専門性が高いため、当院のような循環器専門医からの投薬をお勧めいたします。 内科
バイアグラ、レビトラ、シアリスのいずれも、利尿薬、強心剤との併用は可能です。 性行為は、ある意味運動といえます。主治医より運動制限の指示を受けている方、 性行為の制限を受けている方は、その指示に従う必要があります。詳しくは、主治医と相談を要します。
狭心症や不整脈のある方は内服している薬との飲みあわせの問題がありますので ..
心電図異常ならびに不整脈治療におけるバイアグラ、レビトラ、シアリスの具体的な注意点として
・レビトラ(バルデナフィル)は心電図上でQT延長症候群を指摘されている方、並びに抗不整脈薬のクラスⅠA、クラスⅢは使用する事が出来ません。
・バイアグラ(シルデナフィル)に関しては抗不整脈薬のクラスⅢを使用する事が出来ません。
・シアリス(タダラフィル)に関してはこうした禁忌事項は設定されていませんが、QT延長症候群やこれら抗不整脈を使用されている方は慎重な使用が望ましいです。
不整脈とED · うつ病とED · 統合失調症とED · 双極性障害とED · 非定型うつ病とED ..
今まで狭心症と診断されたことがない方でも、性行為中に狭心症の発作を起こす場合があります。
場合によっては、一般に発作の治療によく用いられている硝酸薬が使用できず、他の薬剤を用いなければならないことがあり、その際には硝酸薬と同じ効果が得られないことがあることをご承知おきください。
(バイアグラ)には、いくつかの副作用があります。また、不整脈 ..
また、明らかな意識消失の既往があるが病院にて原因をチェックされてない方は、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどの使用の前に病院にて心電図検査上で、QTcの延長が無い事を確認して頂いた方が万全と思われます。
心筋梗塞、狭心症、不整脈などの心臓の病気があり、硝酸薬(ニトロ系薬剤)を内服し ..
心房細動にアブレーション治療が行われるようになり、心房細動の根治術が可能な時代になってきました。
2012年、アメリカの心房細動ガイドラインが改定され、アブレーション治療が、
となりました。 ただし、これには条件が付いております。
つまり、経験の多い実績のある施設では、Okですよ、ということです。治療を受けるなら、専門施設を受診して下さいということです。
日本循環器学会のガイドラインも改定作業中とのことですので、おそらくは、アブレーション治療の適応拡大する方向になると思います。
心房細動に対するアブレーション治療の成功率ですが、施設により差はございますが、発作性心房細動で90%以上、慢性心房細動で70~80%の根治率と、成績は向上いたしております。 治療に伴う合併症は、発作性上室性頻拍症などのアブレーション治療と同様、非常に低率になってきています。
発作性心房細動の原因は、その多くが、肺静脈およびその近傍のトリガードアクティビティ(triggered activity)と考えられ、ここからの伝導をアブレーションに遮断することにより、心房細動の発症が抑制されます。 しかし、心房細動は、進行性疾患ともとらえられており、発作性から慢性心房細動へ、徐々に進行し、原因部位が、限局性でなく、心房全体に及ぶことが指摘されています。 このため、アブレーション治療を行う場合、早期の治療が有効とされています。
一般臨床医家で、心房細動がアブレーション治療の適応となることをご存じな方は、どの程度いるでしょうか?まだまだ、一般的ではない治療ですが、心房細動では、抗不整脈薬の服薬や抗凝固療法を行わなければならず、その負担は、小さくは有りません。 これら服薬、治療に伴う合併症の存在も無視できません。心房細動根治によって得られる利益は、測り知れません。
今後、アブレーション治療は適応拡大に進むことは、ほぼ、間違いないと思われます。
脳梗塞・心筋梗塞・心不全などの既往歴がある場合、肝臓障害や腎不全を患っている場合、不整脈 ..
カテーテルアブレーションは、不整脈を根治させるものです。
もし、施術が成功しており、運動制限を指示されていたり、一部の抗不整脈薬、心臓病薬を服用していなければ、勃起薬の服薬は可能です。
不整脈(心房細動) · 心不全 · 心臓弁膜症 · 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞 ..
原因と服用している常用薬によって異なります。
まず、基礎疾患として特発性肥大型心筋症が有る方は、服薬できないとされています。
もし、抗不整脈薬を服用されている場合は、その種類によっても異なります。 例を挙げると、アミオダロン(アンカロン®)を服用されている方は、いずれの勃起薬も服用できません。 抗不整脈薬のタイプにより異なりますので、ご相談ください。 尚、脈拍数のコントロール目的で服用する場合のあるジギタリス製剤(ジゴキシン®など)は、併用可能です。 心房細動に心不全を合併されている方は、上記に加え、心不全も考慮する必要がございます。
不整脈薬クラスⅢ抗不整脈薬, 硝酸剤(一酸化窒素供与剤) sGC刺激剤
上述いたしましたが、心臓病薬にも様々な種類がございます。お薬によっては、ED治療薬を服用できない場合もございます。 また、ドクターによっては、ED治療薬と聞いただけで、頭ごなしに否定される方も、いまだにいらっしゃいます。すべての心臓病で治療中の方が、 ED治療を受けられないわけではございません。 診療実績の豊富なクリニックでご相談ください。
硝酸剤及びNO供与剤・sGC刺激剤・抗ウイルス薬 (HIV治療薬)・内服の抗真菌薬・抗不整脈薬・グレープフルーツ.
性行為は血圧、心拍数、心筋酸素消費量を増加させることが知られており、高リスクの心血管系障害を有する患者様は性行為そのものを控える必要がある。また、本剤はPDE5を阻害することにより、細胞内cGMP濃度の上昇に伴う平滑筋弛緩作用を亢進させるため、血管拡張により血圧が下降し、心血管系変化を生じる可能性があるため、低血圧患者や再発防止に血圧コントロールが重要となる脳梗塞、脳出血後の患者様には注意を要する。以上より、国内及び外国プラセボ対照しており、安全性が確立されていないため、禁忌となっています。