デキサメタゾン(オルガドロン注®、デカドロン錠®) 機序は不明です。 ☆オランザピン(ジプレキサ錠®)
2) 渡部智貴,半田智子,加藤裕久.日本国内の臨床試験に基づく抗がん剤の催吐性リスク分類.癌と化療.2015; 42: 335-41.
当院で全身麻酔を受ける患者さんのうち、術後に吐き気や嘔吐をおこす可能性が高いと考えられる方
新たな制吐剤の登場にもかかわらず、悪心嘔吐はがん治療を受ける小児にとって依然として残る問題である。最適な制吐剤の投与計画を実施することで、悪心、嘔吐、およびそれに付随する臨床的問題を減らし生活の質(QOL)を改善することが可能になると思われる。本稿はシステマティックレビュー初版の更新である。
1) 佐伯俊昭.制吐薬適正使用ガイドラインに関するアンケート調査.癌と化療.2015; 42: 305-11.
術後の悪心/嘔吐に対するDexamethasone(DREAMS試験)
化学療法を受けている、または受ける予定の小児および若年(18歳未満)の予期性、急性、および遅発性の悪心嘔吐の抑制に対する薬学的介入の有効性および有害事象を評価すること。
以上の結果から、消化管手術に対して術直前にDexamethasoneを8mg単回投与することの有用性が示されたことになる。今後、ステロイド投与による術後の抗炎症作用により、より重篤な術後合併症を軽減できたり、術後の補助化学療法の継続性が向上したりして、生存率にも影響しないかを検証する大規模臨床試験の結果を期待したい。
クエスチョン・推奨一覧 | がん診療ガイドライン | 日本癌治療学会
11) 斉藤達雄.Nitrosourea 系新規抗癌剤ACNU{1-(4-Amino-2-methyl-5-pyrimidanyl)methyl-2-(2-chloroethyl)-3-nitrosourea hydrochloride}のPhaseⅠおよびPhaseⅡStudy.癌と化療.1977; 4: 105-18.
Dexamethasoneの投与方法は、手術開始直前に8mgを単回投与するもので、主要評価項目である術後24時間以内の嘔吐の発現率は、標準的ケア群(Dexamethasone非投与群)の33.2%に比べ、Dexamethasone投与群は25.5%であり、有意に低下していた(p=0.003)。また、術後72時間までの術後の制吐剤使用、術後24時間以内の重篤な悪心/嘔吐の発現頻度、術後24時間以内の経口摂取の開始割合などの副次評価項目でも、有意に、Dexamethasone投与群が優れていた。一方、感染症や縫合不全などの有害事象の発現については有意差がなかった。
薬物相互作用 (27―がん化学療法における制吐剤の 薬物 ..
化学療法を受ける小児および若年(18歳未満)のがん患者を対象とした制吐剤、カンナビノイド、ベンゾジアゼピンとプラセボや他の現行の治療介入とを比較するランダム化比較試験(RCTs)の文献を特定するため、レビューの著者2名が個別に抄録を調べ選別した。
現在, 抗がん薬の副作用である悪心・嘔吐の評価方法としては, CTCAE (Common Terminology Criteria for Adverse Event) v4.0-JCOG が用いられているが,これは制吐療法の評価方法ではない(→)。従来のわが国の制吐療法における臨床試験では,悪心・嘔吐が「ない」,「我慢できる」から,「ほとんど食べられない」といったチェック項目を患者に提示して個々の治療効果を示してもらうなどの方法がとられていた。最近の臨床試験では,がん薬物療法施行後0~120 時間の完全制御割合,0~24 時間の完全制御割合(急性),24~120 時間の完全制御割合(遅発性)などが評価項目として用いられている()。しかし,医療者は過小評価の傾向が指摘されており,悪心・嘔吐の予測がどの程度できているかの評価も重要である。また, 患者自身による主観評価にあたる Patient-Reported Outcome (PRO) の重要性も認識されてきており, がん臨床試験における患者の自己評価に基づき, 有害事象評価の正確性と高い精度のグレーディングを追及したツールとしてPRO-CTCAEが公開されてきており(), 日常診療として客観的評価とどのようにして関連づけて評価していくか等に関する検討が必要になるであろう。
また、悪心・嘔吐、食欲低下、倦怠感の程度について患者日誌を用いて評価した。主
本試験は、消化管手術において、手術開始直前にDexamethasoneを8mg投与することで、術後の悪心/嘔吐の発現を抑制できるかどうか盲検下多施設共同無作為化試験で検証したものである。
合にはデキサメタゾンを予防的に使用します。 長引く吐き気・嘔吐は脱水を引き起こし、治療を中止せざるをえ
Dexamethasoneを投与することで、術後の悪心/嘔吐の発症抑制や手術による炎症反応の軽減が期待できる反面、感染や縫合不全などのリスクがあることから、その有用性を盲検下多施設共同無作為化試験で検証されたことは非常に興味深い。
オランザピンを用いない 3 剤併用療法を行う場合やデキサメタゾンの投与期間を短縮す
手術後の悪心/嘔吐は30%以上に認められ、術後の回復や退院の遅延につながることから、その発症予防は非常に重要である。これまでに、副腎ステロイドのDexamethasone投与により、手術後の悪心/嘔吐の発症頻度が減少するという報告はあるものの、消化管手術を対象とした大規模な比較試験はなかった。
[PDF] パロノセトロンおよびデキサメタゾンの 制吐療法を受
量的データの多くは急性嘔吐(27件)の完全制御に関するものであった。有害事象は29件で報告され、16件で悪心がアウトカムとして報告された。
1—6 化学療法,放射線治療が原因でないがん患者の悪心・嘔吐に対して,先行す
以上のように、腸管手術を受ける患者に対する術前Dexamethasone投与により、PONVの発現率を有意に低下させ、救済治療の必要性を減少し、経口摂取回復までの期間を早めた。また、有害事象の増加を認めなかったことから、腸管手術を受ける患者に対しては術前Dexamethasone投与が推奨されると考えられる。
る制吐薬が無効のとき,非定型抗精神病薬(ペロスピロン,リスペリドン,
2件は嘔吐の完全制御に関して、5‐HT3受容体拮抗薬へのデキサメタゾンの追加投与の評価を行った(統合リスク比(RR)2.03; 95%信頼区間(CI)1.35~3.04)。 3件は嘔吐の完全制御に対するグラニセトロン20mcg/kgと40mcg/kgの比較を行った(統合RR 0.93; 95%CI 0.80~1.07)。 3件はグラニセトロンとオンダンセトロンによる急性悪心(統合RR 1.05; 95%CI 0.94~1.17; 2件)、急性嘔吐(統合RR 2.26; 95% CI 2.04~2.51; 3件)、遅発性悪心(統合RR 1.13; 95% CI 0.93~1.38; 2件)、遅発性嘔吐(統合RR 1.13; 95%CI 0.98~1.29; 2件)の完全制御について比較した。 それ以外の研究の統合解析は行えなかった。
抗がん剤による悪心・嘔吐は、発現時期などによって以下の3種類に分類される ..
経口抗がん薬における催吐性リスクについては,MASCC/ESMO ガイドライン2016 を参考に作成委員会内でコンセンサスを確認し, それ以外の薬剤については承認申請時のデータ,代表的な臨床試験の報告をもって に示すリスク分類とした。わが国で使用頻度の高いテガフール・ギメラシル・オテラシル(S-1)では,悪心の発現頻度は3~54%,Grade 3/4 は0.2~7.1%,嘔吐の発現頻度は14~28%,Grade 3/4 は1.2~4.3%と報告されており,軽度リスクに分類した。トリフルリジン・チピラシル(TAS-102)は悪心と嘔吐の発現頻度がそれぞれ48%,28%であることから中等度リスクに,アレクチニブは悪心の発現頻度が13%であり軽度リスクに分類した(→)。レンバチニブでは悪心の発現頻度が41%, Grade 3 が2.3%であり, 中等度リスクに分類した。
[PDF] シスプラチンベースの化学療法誘発性悪心・嘔吐の予防に対する
記述的統合によると5‐HT3受容体拮抗薬は既存の制吐剤よりも、また既存薬とステロイドの併用よりも有効であったと考えられる。カンナビノイドはおそらく有効であると思われるが副作用の頻度は高い。
シスプラチンベースの化学療法誘発性悪心・嘔吐の予防に対するオランザピン併用標準制
がん患者では,抗がん薬以外にも支持療法や併存症に対する治療薬を併用している場合が多いため,薬物相互作用によるそれぞれの薬効の変化にも留意した選択・用量調節が必要である(→)。
[PDF] 表3 造血器腫瘍に使用する抗がん剤の催吐性リスク分類と予防
小児期における化学療法誘発性の悪心嘔吐を予防する最も有効な制吐剤の使用法に関する我々の全体的な知見は完全なものではなかった。今後は、化学療法を受けた小児、若年者、および患者家族の意見を聞いて研究を行うべきであり、また有効性が確立し年齢に応じて適切な評価方法を使用するべきである。本レビューより、5‐HT3受容体拮抗薬は催吐作用のある抗がん剤を受ける患者に有効であると考えられ、またグラニセトロンやパロノセトロンはオンダンセトロンより効果が高いのではないかと考えられる。デキサメタゾンの追加投与により嘔吐の制御能を改善するものの、ステロイドの補助投与に関するリスク・ベネフィットのバランスは依然として不明確である。
[P32-5] 術後悪心嘔吐に対するデキサメタゾン予防投与は有効か?
5-HT3受容体拮抗薬は,第1 世代,第2 世代と多くの種類があるが, 最大限の制吐効果を得るために最新の高価な薬剤を使っても有効性の優劣が明確でない場合もある。抗がん薬の催吐性リスクだけでなく, どの化学療法レジメンで, どのような制吐レジメンを用いるかで, 第一世代と第二世代の使い分けが示されており(→), 有効性が同等であればより安価な方を選択し適切に制吐療法を行っていくことが推奨される。
[PDF] 2016年04月 『抗癌剤の催吐性リスク分類と制吐療法について』
がん薬物療法における基本的な制吐薬として,NK1受容体拮抗薬,5-HT3受容体拮抗薬,デキサメタゾンの3 剤があり,これらを催吐性リスクによって使い分けていく(→,,制吐療法アルゴリズム,制吐薬治療のダイアグラム)。最近のQI 調査においては,催吐性リスクに応じた適切な制吐療法をどの程度行っているか,それを確実に行う体制が整備されているかが評価項目となっており,施設全体の取り組みであるという認識が必要である。
抗癌剤治療に伴う副作用のひとつである、吐き気・嘔吐を適切にコントロールする ..
小児および若年者のがん治療に対する抗がん剤の使用は悪心(吐きそうな気分)と嘔吐を誘発することがある。こうしたきわめて不快な感覚は、より効果的な制吐剤(吐き気止め)の存在にもかかわらず依然として問題となっている。
[PDF] グラニセトロン塩酸塩 放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)
注1: 英語表記は本邦未承認。
注 2: 「 ※」は海外のガイドラインには記載がないが,わが国では使用可能な薬剤。
注3: 下線付きの薬剤は30 年以上前に開発された薬剤(アムルビシン,ネダプラチン,ピラルビシンを除く)。 (3)注射抗がん薬における催吐性リスクに応じた制吐薬の選択 がん薬物療法における基本的な制吐薬として,NK1受容体拮抗薬,5-HT3受容体拮抗薬,デキサメタゾンの3 剤があり,これらを催吐性リスクによって使い分けていく(→,,制吐療法アルゴリズム,制吐薬治療のダイアグラム)。最近のQI 調査においては,催吐性リスクに応じた適切な制吐療法をどの程度行っているか,それを確実に行う体制が整備されているかが評価項目となっており,施設全体の取り組みであるという認識が必要である。 5-HT3受容体拮抗薬は,第1 世代,第2 世代と多くの種類があるが, 最大限の制吐効果を得るために最新の高価な薬剤を使っても有効性の優劣が明確でない場合もある。抗がん薬の催吐性リスクだけでなく, どの化学療法レジメンで, どのような制吐レジメンを用いるかで, 第一世代と第二世代の使い分けが示されており(→), 有効性が同等であればより安価な方を選択し適切に制吐療法を行っていくことが推奨される。 がん患者では,抗がん薬以外にも支持療法や併存症に対する治療薬を併用している場合が多いため,薬物相互作用によるそれぞれの薬効の変化にも留意した選択・用量調節が必要である(→)。 (4)経口抗がん薬における催吐性リスク評価と制吐療法 経口抗がん薬における催吐性リスクについては,MASCC/ESMO ガイドライン2016 を参考に作成委員会内でコンセンサスを確認し, それ以外の薬剤については承認申請時のデータ,代表的な臨床試験の報告をもって に示すリスク分類とした。わが国で使用頻度の高いテガフール・ギメラシル・オテラシル(S-1)では,悪心の発現頻度は3~54%,Grade 3/4 は0.2~7.1%,嘔吐の発現頻度は14~28%,Grade 3/4 は1.2~4.3%と報告されており,軽度リスクに分類した。トリフルリジン・チピラシル(TAS-102)は悪心と嘔吐の発現頻度がそれぞれ48%,28%であることから中等度リスクに,アレクチニブは悪心の発現頻度が13%であり軽度リスクに分類した(→)。レンバチニブでは悪心の発現頻度が41%, Grade 3 が2.3%であり, 中等度リスクに分類した。 注1: 英語表記は本邦未承認。
注 2: 「 ※」は海外のガイドラインには記載がないが,わが国では使用可能な薬剤。 (5)制吐療法の評価 現在, 抗がん薬の副作用である悪心・嘔吐の評価方法としては, CTCAE (Common Terminology Criteria for Adverse Event) v4.0-JCOG が用いられているが,これは制吐療法の評価方法ではない(→)。従来のわが国の制吐療法における臨床試験では,悪心・嘔吐が「ない」,「我慢できる」から,「ほとんど食べられない」といったチェック項目を患者に提示して個々の治療効果を示してもらうなどの方法がとられていた。最近の臨床試験では,がん薬物療法施行後0~120 時間の完全制御割合,0~24 時間の完全制御割合(急性),24~120 時間の完全制御割合(遅発性)などが評価項目として用いられている()。しかし,医療者は過小評価の傾向が指摘されており,悪心・嘔吐の予測がどの程度できているかの評価も重要である。また, 患者自身による主観評価にあたる Patient-Reported Outcome (PRO) の重要性も認識されてきており, がん臨床試験における患者の自己評価に基づき, 有害事象評価の正確性と高い精度のグレーディングを追及したツールとしてPRO-CTCAEが公開されてきており(), 日常診療として客観的評価とどのようにして関連づけて評価していくか等に関する検討が必要になるであろう。 1) 佐伯俊昭.制吐薬適正使用ガイドラインに関するアンケート調査.癌と化療.2015; 42: 305-11. 2) 渡部智貴,半田智子,加藤裕久.日本国内の臨床試験に基づく抗がん剤の催吐性リスク分類.癌と化療.2015; 42: 335-41. 3) 有害事象共通用語規準v4.0日本語訳JCOG版(CTCAE v4.0 - JCOG)
(accessed January 18, 2018) 4) Tamura K, Aiba K, Saeki T, et al. Testing the effectiveness of antiemetic guidelines: results of a prospective registry by the CINV Study Group of Japan. Int J Clin Oncol. 2015; 20: 855-65. 5) PRO-CTCAE™ 日本語版.
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