通常、成人にはデュタステリドとして 1 回 0.5mg を 1 日 1 回経口投与する。 〈用法・用量に関連する使用上の注意〉


ザガーロカプセル<一般名:デュタステリド>と同じ5α還元酵素阻害薬で男性脱毛症に適応があるプロペシア錠<一般名:フィナステリド>では、フィルムコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いにおいて有効成分に接触することはないが、粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は取扱わないように注意喚起されている。また、分割・粉砕は不可である。


デュタステリドカプセル 0.5mgZA「イワキ」について男性型脱毛症に ..

2.他の注意すべき薬剤
同一成分で、男性脱毛症に適応があるザガーロカプセル<一般名:デュタステリド>も同様の注意が必要である。

・デュタステリドは経皮吸収される。
ウサギに貼付した際の血清中に未変化体が検出され、経皮吸収されたことが報告されている。また、毒性試験において、ラット及びウサギの雄胎児の外生殖器の雌性化がみられ、ともに奇形に対する無影響量が求められていない。さらに、本剤の消失半減期が長い(健康成人における単回投与時の消失半減期:89~174時間)。これらを勘案して、取り扱いには十分に注意する必要がある。

デュタステリドカプセル0.5mgZA「BMD」の働きは? ○デュタステリドカプセル0.5mgZA「BMD」は、男性における男性型脱

・デュタステリドの女性への投与は禁忌となっている。
ラット及びウサギにデュタステリドを経口投与した結果、雄胎児の外生殖器の雌性化が認められた。本剤の曝露により血中ジヒドロテストステロンが低下し、男子胎児の外生殖器の発達を阻害する可能性がある。(引用文献参照)

1.アボルブカプセルの取り扱い上の注意
アボルブカプセルは『経皮吸収されることから、女性や小児はカプセルから漏れた薬剤に触れないこと。漏れた薬剤に触れた場合には、直ちに石鹸と水で洗うこと』と注意喚起されている。

脱カプセルし多めの水で通常の簡易懸濁の条件で懸濁すれば、8Frのチューブ通過 ..

今回の場合、以下の取り扱い上の注意を説明した。
『アボルブカプセルはPTP包装のまま、他の薬剤は一包化して調剤しています。介護スタッフが服薬ケアする時には、分包紙からアボルブカプセル以外の薬は底の浅いお茶碗などに入れ、アボルブカプセルはカプセル本体に手が触れないように注意してお茶碗に落とし込むようにしてください。それを入居者に渡して、入居者自身で一個ずつ摘んで服用するように服薬ケアを行ってください。さらに、使用後のお茶碗は通常通り洗浄してください。万が一カプセルに手が触れた場合には直ちに石鹸と水で洗ってください。』

薬剤師:「触ると危険という程のことではないのですが、アボルブカプセルは一包化不可でして、女性には投与禁忌となっています。カプセルから漏れた薬には決して触らないようにしてください。今回からの薬にもアボルブカプセルがありますが、飲ませ方などの注意事項はこれから説明します。」

デュタステリドカプセル0.5mgAV「JG」の基本情報 ; 添付文書

薬剤師は、今回初めて担当する介護施設の入居者に処方薬を持ち訪問した。当該入居者は最近入居してきたため服薬状況を確認したところ、これまでの服用薬は一包化されており、女性の介護スタッフが一包化の袋から薬を素手で取り出して与薬していたことが判明した。素手で与薬していたものの中にアボルブカプセルも含まれていた。