日本人健康成人男性を対象に、内因性のメラトニン分泌開始時刻(以下、「DLMO」という)を.


メラトニンは(Melatonin:N-acetyl-5-methoxytryptamine)は、主に松果体から分泌されるホルモンです。ヒトでは、就寝約2時間前から分泌が開始され、深夜の午前2~4時にピークとなり、日中の午後遅くに最低濃度まで低下します。メラトニン分泌開始時刻(DLMO:Dim Light Melatonin Onset)は概日リズムの最も正確な指標とされており、概日リズムの異常による睡眠障害の判定に用いられます。


下メラトニン分泌開始時刻(DLMO: dim light melatonin onset)、メラトニン分泌量(20:00~02:30

唾液中のメラトニンを、比色法により、迅速かつ高い特異性、高精度、低ロット間誤差で測定する競合ELISAキットです。本キットは、概日リズムの評価に最も正確な指標とされるメラトニン分泌開始時刻(DLMO:Dim Light Melatonin Onset)の決定に有用です。

具体的には。これは普通の人のメラトニンが分泌され始める時間(DLMO)と同じくらいの時間です。タイムリリースという、ゆっくり体の中に放出されるタイプの薬剤だと、より自然な調整ができるかもしれません。メラトニンの飲み始めの数日は、服用後眠気やだるさが出ることがあります。なお、1mgを超えるような多い量を飲むと、眠気が強く出てしまいます(5-10mg以上のメラトニンは多すぎます。眠気が出るだけでなく、朝にまで若干持ち越してしまい、逆にリズム調整には悪影響が生じ場合があります)。眠気が生じるよりもはるかに少ない量でリズムは調整できますので、飲んだ直後に眠気が強くてつらい場合には、量を減らしましょう。

毎晩のその開始は、薄明かりのメラトニンの開始(dim-light melatonin onset、DLMO)と呼ばれる。 ..

このメラトニンが分泌され始める時間を「DLMO:デルモ」と言い、体の中では(主観的な)夜が何時に来たのかを示す大事な指標です。DLMOは通常は19~20時なのですが、夜まで仕事をしていたり、明るい場所にいたりすると、分泌される時間がどんどん遅くなってしまい、体はいつまでたっても「まだ夜が来ていない」と勘違いして、睡眠相後退症候群(DSPS)のような状態を引き起こします。

[PDF] Glossary Actigraphy: アクチグラフ検査

内因性血清中メラトニンは、通常、日中に低値を示し、夜間にかけて分泌が亢進し、就寝時