期待した効果を実感したため、途中でイソトレチノインを辞めてもいいですか?
イソトレチノインの使用と精神的な副作用との因果関係については、多くの論文があり論争があります。すべての論文をご紹介することはできませんが、主なものをまとめてご紹介します。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
イソトレチノインは皮膚細胞にはたらきかけ、角化異常を起こりにくくする作用があります。
角化異常は皮膚が硬くなり、毛穴が閉じやすくなるため、皮脂が溜まりやすくなります。
イソトレチノインの服用により、角化異常を正常にし、毛穴のつまりを生じにくくする効果が期待できます。
アキュテイン(イソトレチノイン)使用中のうつや自殺などの症例が報告され7 8、1998年にFDAはそれらの副作用との関連性について警告を出しました2。FDAはエビデンスはないものの可能性があるとし、Roche(製薬会社)と協議が行われ、アキュテインのラベルや添付文書に精神的な副作用の表示がなされることが合意されました3。
①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている
アクネ菌の増殖によって異物を排除するための免疫反応が起こり、肌に炎症が生じます。
イソトレチノインの服用によって、免疫反応を整え、ニキビの炎症や赤みを抑える効果が期待できます。
1日1回、または2回を必ず食後に服用してください。
一般的には1日20mg錠を目安にスタートして改善されることが多いですが、患者さまによっては1日40mg錠に増量するケースもあります。
またイソトレチノインは性質上、脂肪に溶けやすくなっているため、食後に服用することにより体内への吸収率が高まるといわれています。
通常、イソトレチノインの服用期間は4~6ヵ月程度とされ、ほとんどの場合はこの期間で効果が期待できます。
ただし患者さまの症状や状態によっては、期間が異なることもあります。
胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。
カナダの健康データベースから7195人のイソトレチノイン使用者と13700人の経口抗生物質使用者、イギリスの診療データベースから340人のイソトレチノイン使用者と676人の経口抗生物質使用者を調べた研究では、イソトレチノイン使用者と抗生物質使用者との比較、イソトレチノイン使用前と使用後の比較において、新たに診断されたうつや精神病の相対リスクは変わらず、自殺および自殺未遂の相対リスクを上げませんでした4。
イソトレチノインの服用により、ニキビやニキビ跡、毛穴の開き、毛穴の黒ずみ、赤ら顔など、幅広い肌トラブルに効果が期待できます。
尋常性ざ瘡へのisotretinoin、自殺・精神疾患リスクと関連せず
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【入手経路】
医師らが個人輸入しています。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらをご確認ください。
・鬱、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患
しかし、この研究ではイソトレチノインの治療期間や用量に関するデータの欠如や、ニキビのない患者との比較がないこと、ニキビの重症度が明らかでないこと、精神障害の診断に抗精神病薬の処方などが含まれず過小評価している可能性などが指摘されています5。
また、ごく稀ですが精神的な影響の報告もあり、精神疾患やうつ、幻聴 ..
※当院は予約制を取っておりませんが、イソトレチノイン希望の方は優先的に診療しており、待ち時間の短縮に努めております。未成年の場合は必ず法定代理人(親権者)の同意が必要ですので、受診当日の法定代理人の同伴が必須となります(初回のみ)。
ニキビの最高の治療法は間違いなくイソトレチノイン内服です。従来の保険治療ではニキビは必ず再発します。当院では軽度~中等度であっても(重症でなくても)希望があれば積極的に治療しています。保険治療で何年もニキビの再発に悩まされるくらいなら、多少の費用がかかっても短期間でサッサと完治させた方が良い、というのが当院の基本的な考え方です。長い目で見れば安上りです。「保険治療で効果不十分の場合に限る」「重症でなければ処方できない」という考えではありません。自由診療のメリットを最大限活用するのが良いです。予約は不要です。初回は30日分処方します。次回以降は60日分の処方が可能です。当院では最大限の効果をあげるための使用法を提示し、再発率をできるだけ低くすることを目指します。また重症ニキビの患者さんは粉瘤やケロイドを併発していることも多く、当院で外科的切除を行うことも可能ですし、熟練した形成外科医をご紹介することもできます(保険適応あり)。
【ニキビ治療】イソトレチノインの内服を辞めた後の副作用について
【諸外国における安全性に係る情報】
米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。
胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。
イソトレチノインは怖い?安全に服用するためのポイントを徹底解説
また皮膚や粘膜の乾燥はほとんどの患者さまにみられる副作用です。
ドライアイ、口角炎や皮膚炎、鼻出血などが生じることがあります。
まれに急性膵炎、アナフィラキシーショック、うつ病、自殺衝動などが起きる場合があり、当院では1ヵ月に1回の診察と血液検査を行っています。
診察や血液検査で数値に異常が見つかった場合は処方を中止することがあります。
精神科領域におけるうつ病・うつ状態、夜尿症、末梢性神経障害性疼痛。 ..
一般的には、1日1~2回イソトレチノイン20mg錠を飲むことからスタートします。
1日20mg錠で改善されることが多いですが、患者さまの状態によっては1日40mg錠に変更することもあります。
イソトレチノインは水よりも脂肪に溶けやすい性質があるため、食後に内服することで体内に効率よく吸収されます。
時間帯はいつでも構いませんが、食後に飲むことが望ましいです。
通常の治療期間は、4~6ヵ月程度となっていますが、患者さまの状態によって服用期間は異なります。
たしかに薬の効果・作用(副作用)による鬱症状なのか?それとも ..
当院では、「ロアキュタン」と「アクネトレント」を処方しています。
定期的に採血が必要です。
イソトレチノインの服用前、服用後のほか、長期間服用したときの値を比較し、数値が悪化している場合には服用を中止することもあります。
うつetc…イソトレチノインの怖い副作用、実際の危険性はどの程度?
1日の投与量は0.5mg/kgです。例えば体重50kgであれば1日の投与量は25mgとなります。食中または食後に内服してください。空腹時に内服してはいけません。治療期間は6ヵ月間(24週間)が目安です。服用開始してから最初の1ヵ月で一時的に症状が悪化する場合がありますが、自然に改善するのを待ちましょう。次第に落ち着きます。投与前に血液検査を行います。健康診断など直近の採血データを持参いただければ代用できます。再発または効果不十分の場合には最低8週間以上の間隔を空け2回目の治療を行います。
重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?
イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形があります。
そのため、イソトレチノインの服用中、および服用終了後は必ず避妊してください。
女性は6ヵ月間、男性は2ヵ月間、避妊が必要となります。
また他の主な副作用には、発疹、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、鼻出血、うつ病、自殺企図などがあります。
イソトレチノインの内服を治療の選択肢としてご提案致します。 イソ ..
イソトレチノインは海外では広く知られているニキビの治療薬で保険適用の薬ですが、日本では自由診療となっています。
女性の場合、妊娠の可能性がある方や妊娠中は胎児の奇形や早産、流産などの重篤な副作用が報告されているため、服用することはできません。
イントレチノインは海外では、以前から使われているニキビの飲み薬 ..
イソトレチノインは必ず注意事項を理解してから服用を開始するようにしましょう。
重症のニキビでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。
もし、妊娠した場合は、すぐに服用を中止し医師に相談してください。 □その他の副作用
これ以外にかかる費用として
初診料 3,300円(税込)、再診料 1,100円(税込)、血液検査 3,300円(税込)
※各種クレジットカードがご利用いただけます。
※費用その他の問題でイソトレチノイン治療が難しい方にはスピロノラクトンを提案します。詳細は下記をご参照ください。
塩酸塩)); うつ病もしくはうつ気質の方; 肝機能障害のある方; 中性脂肪、コレステロールの高い方; ビタミンA過剰症の方
副作用に注意が必要ですが30年以上前から知られているニキビ治療薬で、正しく使えば難治性のニキビに非常に有効です。ですが、副作用に注意が必要なことから、インターネット上では様々な情報や質問が出回っています。そこで、今回はイソトレチノインの副作用、禁忌、イソトレチノインが向いている方や飲み方の注意点だけでなく、皮膚科医がイソトレチノインの副作用に関する疑問にお答えしました。
抑うつ症状、急性膵炎、急性肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病 ..
※うつ病などの精神疾患があっても当院では治療可能です。詳細は診察時にご相談ください。