シェルビーコブラ は 1990年代後半 シェイルビーコブラ継続生産モデルとして


みなさんはシェルビー・コブラという車はご存知ですか?車がとことん大好きな人なら名前だけでわかる名車!その存在感は公道で走っていれば誰でも振り返ってしまうようなデザインと迫力を持った車。そんな名車である「コブラ」を知るべく東京都目黒区にある『BUZZ GALLERY TOKYO』さんに行ってきました!
『BUZZ GALLERY TOKYO』の店長を務める佐々木さん(以下KOさん)にシェルビー・コブラの魅力を聞かせていただきました!


こちらが継続生産を意味する「コンティニューションコブラ」だ。 この ..

話を聞いていて、もともとコブラには興味はあったものの、所有するなんて非現実的な話と思っていた筆者も、APモデルならアリかも?、という思いが頭をよぎった……。なお、シェルビーアジアでは、APモデルの試乗車を用意しているので、興味のある方は気軽に問い合わせてみて欲しい。

ところがAPモデルであれば大差ない金額で新車のコブラが手に入るわけで、いかにコストパフォーマンスに優れるかがご理解いただけることと思う。田邊代表いわく「知れば知るほど、APモデルがいかに画期的であるかということを分かってもらえるはず。もっと早く出すべきだった」とのことだ。

これがコンティニューション(継続生産)コブラと呼ばれています。

ACコブラ及びシェルビー・コブラは1960年代に製造されたイギリス及びアメリカのレーシングカーです。
数々のレースで活躍した名車で、現在はレプリカやリプロダクションモデルとして手にすることができます。スポーツカーが大好きな人や、車本来の性能を追求している方にとっては憧れの車両です。

そんなAPモデルの車両価格680万円という金額を見ても、読者諸兄の多くはピンと来ないかもしれないが、コブラというと、新車では1,000万円オーバーが普通で、20年以上落ちの中古車でも500~600万円クラスがザラ。むろん中古車はコンディションに不安のあるものが多いのは言うまでもなし。

生産されている、クラシックカー好き、エンスージアストには憧れの1台です。そのコブラについて歴史、中古車 ..

「乗ってみたい!」と興味を持った女性を乗せてのドライブも、むろん今どきのクルマのような快適性があるわけではないが、このちょっとスパルタンな感覚をいっしょに楽しめるぐらい、というイメージだ。

前後ダブルウィッシュボーン式の足まわりは、このままサーキットも走れそうなほど締め上げられた感覚がありながらも、乗り心地が硬すぎることもなく、ちょうどよい印象。

シェルビーコブラ 427S/C 50周年記念 限定50台中の3台 ..

逆に、ラックアンドピニオン式のステアリングはノンアシスト。田邊氏によると、パワステ付きも試したそうだが、強い加速時に舵が取られる傾向が見られたので、あえてノンパワステとしたとのこと。そして、ギア比を最適化することで、重くなりすぎないようにしたという。


クラッチとブレーキにはパワーアシスト機構が付いているので、操作力はだいぶ低減されている。むろん一般的な市販車に比べるとアシスト力は小さいものの、そのぶんダイレクト感があってコントロールしやすい。タイヤが太く車両重量が軽いことも手伝って、ストッピングパワーに不安はない。


世界限定50台のシェルビー・コブラ 427S/Cが日本に納車されるぞ

メーターパネルには、スミス製の油温計、水温計、真ん中のタコメーター、その隣に電圧計(これだけルーカス製)、そして燃料計、油圧計、スピードメーターが並ぶ。スピードメーターはマイル表示で、通常とは逆に反時計回りに回転するところや、左ハンドル車ながらステアリングコラム右にウインカーレバーがあるところも面白い。さらに、空調、ワイパー、ヘッドライトなどを操作するためのトグルスイッチや回転式スイッチがズラリと配されている。低いアイポイントによる視界の先には、直立したウインドシールドや、ふくらんだフェンダー、大きなエアスクープなど、あまり味わったことのない景色が見える。

トヨタ ハイエースバン 200系 スーパーGLの中古車在庫一覧

APモデルは、長年シェルビーの正規代理店として、コブラの日本への輸入販売を手がけてきた田邊氏が、日本のビギナーにもコブラを楽しんでもらえるようにとの思いから、低価格で、乗りやすく、メンテナンス性に優れることに考慮して最適にアレンジした、田邊代表いわく「これまで培ってきたノウハウの結集」である。

「オープンカー コブラ」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】

そして、中国をはじめ極東地域のさらなる販路拡大に向けて、2010年7月にシェルビーアジアを設立。同年11月ショールームオープン。さらに翌2011年6月にはシェルビー製品に関するロイヤリティを統括するシェルビーライセンシングとの正式契約にいたった。

車情報のサイトです。「オープンカー コブラ」の中古車が様々な条件で検索可能。あなたの車 ..

コブラの愛好家は今でも世界中にいるわけだが、日本へのコブラの輸入販売をいち早く手がけたのが、冒頭で紹介した田邊正剛氏だ。1986年より一貫してコブラに携わってきて、その実績がキャロル・シェルビー氏に認められた同氏は、1997年に極東地域で唯一、「シェルビー」の商標使用権を獲得。以来、日本における正規輸入販売代理店となっていた。

シェルビー コブラ アジア パシフィックモデル【ニューモデル試乗】

記事には載せられない編集部の裏話や、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

Superformance 社製 コブラ (シェルビーライセンスモデル)

編集部の裏話が聞けたり、最新の自動車パーツ情報が入手できるかも!?

継続生産を発表したアストンマーティンのリポートから、コンティニュエーション(継続 ..

まずは、「スネークダッシュ」という言葉に代表される、加速性能、パワフルなエンジンなど、走りの性能部分ですかね。純粋な車のパフォーマンスを体感できるのがコブラの特徴だと思います。
ランボルギーニやフェラーリと乗り継いで来て最終的にコブラに行きつくという方が多いです。
次にそのスタイル。ヨーロッパの車が好きな人、アメリカの車が好きな人、どちらも「コブラは別格だ」というんですよね。それもそのはず、元レーシングドライバーである、キャロル・シェルビーが自分のレーシングカーを作るためにシャーシの良さはヨーロッパの方に求めて、パワフルなエンジンはアメリカへ求めて、そんな過程を踏んでコブラができたんです。イギリス車が持つジェントルな雰囲気を持つボディーから進化したスタイルは「走る芸術品」とも言われます。

フェラーリ!が定番です。 駻馬=暴れ馬にピッタリな車は、 アメリカ車のACコブラでは、 ..

ある程度の速度が出ていれば、パワステの有無はそれほど気にならなくなるが、低速時にはかなり大変。重ステの経験の浅い方が、車庫入れとか縦列駐車とかは相当苦労するかもしれない。ちなみにブレーキも重い。こちらもパワーアシストなしである。

と、まあこんな感じだが、我慢して少し走ると…、素晴らしい世界が待っている。ドッドッド…という重低音。一点の濁りもない純粋なエンジンサウンド。このサウンドや振動には、何とも言えない快感がある。恐らく、この快感こそが、このクルマの魅力のひとつだろうし、ハンドリング等の操縦性には触れられないが、低い速度域でも、この重低音サウンドの魅力は別格と言わざるを得ない感じだった。

ヒストリックカーならではの各種ディテール。これほど美しいボディを持つクルマを筆者は知らない。こうしたヒストリックカーを今なお新車で買えるのはコブラだけである。しかもクオリティは現代車だけに、幌がないとか停めるところを気にするとか、そういった心配事はあるにせよ、メカニズム的には何ら心配はいらないから気兼ねなく走れるのが最大の魅力である。

コブラ 427Ciエンジン5MT600馬力17AWワイドボディ

それは、美しく力強い造形美とリアタイヤが地面を蹴り飛ばすような強靭なパワー、そして速さと、それを操る達成感にあるのでしょう。

CSX6000 , CSX7000 , CSX8000 , Continuations

ほかにも幌の取り付けが可能ですが、骨組みを組み立ててから張るものなので、相当時間がかかり、雨が降ってから幌を付けようとすれば、終わったころにはずぶ濡れになっていることでしょう。

オクタン日本版 Vol.16 (発売日2016年12月05日)

一方で、しばらくずっとリプロダクションコブラのことを放置していたシェルビー氏が、それらを提訴するとともに、オリジナルコブラと同じ治具や寄せ集めたパーツなどをもとに忠実にオリジナルを再現したコブラを世に送り出した。これが「コンティニューション(継続生産)コブラ」であり、「CSX-」と呼ばれるモデルが現在も生産され続けている。こちらのみ、「SAAC(シェルビー アメリカン オートモビル クラブ)」に正式に登録される。

Superformanceのシェルビー・コブラが富士スピードウェイを駆ける

コンテンポラリーモーターカンパニー(現在はファクトリー・ファイブ・レーシング社が継承)やERAレプリカオートモビル、今回のAPモデルの生産も手がけるハイテックオートモーティブなどがメジャーどころとして挙げられ、ピーク時は世界中に40社をゆうに超える数のメーカーがあったと伝えられる。現在でも約20社がリプロダクションコブラの生産に携わっている。

1965年1月1日に生産が始まったコブラ 427は、英ACカーズ製の車体に米 ..

そしてもうひとつの魅力として挙げられるのがシェルビー・コブラの「歴史」なんです。
イギリスのメーカーACカーズとアメリカ人で元レーシングドライバーであるキャロル・シェルビーによって、1962年 ACエースのフレームにFord製のV8エンジンを搭載した試作車CSX0001が完成。コブラの歴史がスタートしました。圧倒的な性能を証明できた1960年代のレース。知っている人にとっては今に至るまでの生産方法や歴史などの背景が大きな魅力でもあるんです。

乗りやすさと暴力的な加速が両方楽しめるシェルビーアジア APモデル

最後に、両サイドから出ているマフラーは、「これぞACコブラ!!」と思えるチャームポイントですが、乗り降りの際に足に触れると、火傷してしまう可能性大。