▽メシル酸ガレノキサシン水和物(ジェニナック錠、富山化学)抗生物質.
「ミノマイシン」がテトラサイクリン系です。「クラビット」「ジェニナック」「グレースビット」などがニューキノロン系です。5~10%の方に肺炎以外の合併症が出ます。皮膚に発疹が出たり、関節や心臓に炎症が出ることもあります。また肺炎が重症化し呼吸不全に陥る事もあります。まずは抗生剤をしっかり服用し、しっかり食べて、安静を保つことが肝要です。
以前から顔や背中などにおでき(毛嚢炎)が出来てかかりつけの内科で3日間飲むジスロマック(?)を処方してもらうと軽快していました。
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,喘鳴,血管浮腫等が発現。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.2参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),急性汎発性発疹性膿疱症〔投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与。これらの副作用はアジスロマイシンの投与中又は投与終了後1週間以内に発現しているので,投与終了後も注意。また,アジスロマイシンは組織内半減期が長いことから,これらの副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意。[8.3参照]〕【11.1.3】薬剤性過敏症症候群〔初期症状として発疹,発熱がみられ,更に肝機能障害,リンパ節腫脹,白血球増加,好酸球増多,異型リンパ球出現等を伴う遅発性の重篤な過敏症状が発現。なお,ヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)等のウイルスの再活性化を伴うことが多く,投与中止後も発疹,発熱,肝機能障害等の症状が再燃あるいは遷延化することがあるので注意〕【11.1.4】肝炎,肝機能障害,黄疸,肝不全【11.1.5】急性腎障害〔乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には投与中止〕【11.1.6】偽膜性大腸炎,出血性大腸炎〔偽膜性大腸炎,出血性大腸炎等の重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢,血便等が現れた場合にはただちに投与中止〕【11.1.7】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.8】QT延長,心室性頻脈(torsade de pointesを含む)〔QT延長等の心疾患のある患者には特に注意。[9.1.2参照]〕【11.1.9】白血球減少,顆粒球減少,血小板減少〔[9.7.2参照]〕【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇等が現れた場合には投与中止。また,横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意〕
【11.1.1】ショック,アナフィラキシー〔呼吸困難,血圧低下,浮腫,発赤等の症状が現れた場合には投与中止。[8.2参照]〕【11.1.2】中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN),皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群),多形紅斑【11.1.3】徐脈,洞停止,房室ブロック〔初期症状として,嘔気,めまい,失神等が発現〕【11.1.4】QT延長,心室頻拍(torsade de pointesを含む),心室細動〔[9.1.2参照]〕【11.1.5】劇症肝炎,肝機能障害〔劇症肝炎,AST,ALT等の著しい上昇を伴う肝機能障害が発現〕【11.1.6】低血糖〔高齢者,糖尿病患者で現れやすい。[9.1.3参照]〕【11.1.7】高血糖〔[9.1.3参照]〕【11.1.8】偽膜性大腸炎(クロストリジウム性大腸炎)(0.5%未満)〔偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎が発現。腹痛,頻回の下痢が現れた場合には直ちに投与中止〕【11.1.9】汎血球減少症,無顆粒球症,血小板減少【11.1.10】横紋筋融解症〔筋肉痛,脱力感,CK上昇,血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし,急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症が発現〕【11.1.11】幻覚,せん妄等の精神症状【11.1.12】痙攣〔[9.1.1参照]〕【11.1.13】間質性肺炎,好酸球性肺炎〔発熱,咳嗽,呼吸困難,胸部X線異常,好酸球増多等を伴う間質性肺炎,好酸球性肺炎等が発現。投与中止。副腎皮質ホルモン剤を投与〕【11.1.14】重症筋無力症の悪化〔[9.1.5参照]〕【11.1.15】急性腎障害,間質性腎炎〔急性腎障害,間質性腎炎等の重篤な腎障害が発現〕【11.1.16】大動脈瘤,大動脈解離〔[8.4,9.1.6参照]〕【11.1.17】末梢神経障害〔しびれ,筋力低下,痛み等の症状が認められた場合には投与中止〕【11.1.18】アキレス腱炎,腱断裂等の腱障害〔腱周辺の痛み,浮腫,発赤等の症状が認められた場合には投与中止。[9.8.1参照]〕【11.1.19】血管炎
ジスロマック錠250mgとの飲み合わせ情報[併用禁忌(禁止 ..
ジスロマックとジェニナックの夜飲んだら、朝顔がむくんでいて、しびれている感じになってしまいました。
何でですか?むくみ、しびれは治りますか?蓄膿症です。
以上のように、比較的若い世代で基礎疾患をお持ちでない方が、頑固な咳をされ、胸のレントゲン撮影で特徴的な影を示し、白血球数が一万未満であれば「マイコプラズマ肺炎」と診断します。勿論「迅速抗原」が陽性ならほぼ確定です。治療に用いる抗生剤は一般に使われるペニシリンやセフェム系は無効です。有効な抗生剤はマクロライド系・テトラサイクリン系・ニューキノロン系と呼ばれる薬剤を選びます。まずはマクロライド系の服用から始めます。「クラリス」「ジスロマック」などの商品名で知られています。2~3日経っても咳や熱が軽減しなければテトラサイクリン系またはニューキノロン系に変更です。
ジスロマックジェネリックには、併用禁忌に指定されている薬はありません。
ニューキノロン系抗菌薬は、人工的に合成された薬のなかでも特に殺菌作用が強いとされる抗菌薬のひとつです。細菌のDNA複製に必要な酵素を阻害することで、細菌の増殖を抑制するのではなく、殺してしまう殺菌性抗菌薬になります。
内服薬や外用薬として多くの薬剤が市販されており、薬剤師であればそれぞれの特徴を理解しておきたいもの。ここでは日常診療で頻繁に見かけるニューキノロン系の内服薬であるジェニナックとクラビットの違いを見てみましょう。
この扁桃腺に病原体が補足され、しかも病原体の勢いが免疫力よりも強く、繁殖してしまった状態が、急性扁桃腺炎です。
メシル酸ガレノキサシン水和物(ジェニナック)は、呼吸器感染症を治療するための抗菌薬です。
その後の改良によって、グラム陽性菌にも活性を持つニューキノロン系抗菌薬が登場し、幅広く臨床現場で使われるようになりました。主として処方されるニューキノロン系抗菌薬は、クラビットとジェニナックがあり、それぞれに特徴が異なります。
喉の奥を拝見して、扁桃腺がはれ上がっている、白苔(膿)がついているときに、急性扁桃腺炎と診断をします。膿は病原体の死骸です。膿がついているというのは、細菌と免疫が戦争をしていることを意味します。
マイコプラズマ肺炎と薬の副作用|北区上中里、尾久、梶原の歯医者
2011年はこれまで使われてきたマクロライド系の抗生物質が効かないケースが多いが、2003年以降、耐性菌が増え、今では85%を超えるという報告もある。
抗生剤(抗菌剤)の適正使用 (後編) | みうら小児科クリニック
他にテトラサイクリン系やニューキノロン抗生物質も効果があるので過度の心配は無用。(ジスロマック、クラリス、エリスロマイシン、ジェニナック等を2週間程度続ける)
・クラビット、ジェニナックなど(ニューキノロン系抗菌剤)のほとんど :動物 ..
ジェニナックとクラビットの殺菌効果を比較した試験では、どちらの薬剤も好気性、通性 嫌気性のグラム陽性菌・陰性菌や偏性嫌気性菌のグラム陽性菌・陰性菌に対して有効で、幅広い抗菌スペクトルをもっていることが示されています。
いずれも肺炎の原因である肺炎球菌(グラム陽性菌)に効果があり、肺炎球菌への抗菌活性を持っているのは共通していますが、クラビットよりも、ジェニナックのほうが、よりグラム陽性球菌への活性が高いとされています。
[PDF] 【4】Q&A 腎機能に応じた抗菌薬の投与量について
抗菌薬の強さを判定するための数値である最小発育阻止濃度(MIC)での比較では、ジェニナックは、クラビットより少ない量でほとんどの菌に対して効果を発揮。クラビットに対して耐性ができている菌に対しても有効でした。
△ジスロマック錠 [内],▽ジスロマック点滴静注用 [注] · ▽ジスバルカプセル ..
添付文書の臨床成績においても、ジェニナックはクラビット耐性菌を含む81株の多剤耐性肺炎球菌を100%消失させたと記載されています。そのため、多くの菌に対してジェニナックのほうが細菌作用は強いと言えるでしょう。
B.2 肺炎 Hospital acquired pneumonia
マイコプラズマ肺炎は、小児や若い人の肺炎の原因としては比較的多い肺炎です。マイコプラズマは通常の細菌とウィルスの中間の大きさのため特別な呼び名をつけています。一般の細菌による肺炎と区別していわゆる「非定型肺炎」の仲間に属しています。小児や 40 歳以下の若い方が罹り易いです。くしゃみ、鼻水、咽頭痛などから始まります。やがて発熱や咳に移行しますが、痰は殆どありません。頑固な咳が特徴です。夜も眠れません。かぜ薬や一般の抗生剤では治まりません。熱や咳が3日以上続くときは必ず医療機関にかかりましょう。聴診器では特別な所見は有りませんが、レントゲンの撮影が必須です。肺炎像を示していれば採血しますが、医療機関によっては結果が翌日以降になります。喉元の分泌液を採取して「迅速抗原検出」という検査をすれば15分程で結果が得られます。この検査は、主に小児科や総合病院で行うことができます。血液検査では白血球数が一万を超えることはありません。このデータが普通の肺炎と違う点です。
・MFLX(アベロックス) 経口1回400mg 1日1回 ..
細菌感染は体のいたるところで起こります。抗菌薬が効果を発揮するためには菌に対する強さに加えて、どの組織に移行して働くかも重要なポイントです。ジェニナックとクラビットが効果を発揮する臓器について考えてみましょう。
ジェニナック:最近話題のキーワード:日経メディカル Online
ジェニナックの適応症は、咽頭・喉頭炎、中耳炎、副鼻腔炎、気管支炎、肺炎などの呼吸器系疾患が主となっています。薬の体内分布をみると、副鼻腔粘膜、口蓋扁桃組織、中耳粘膜、肺実質、気管支粘膜には、血液中と同程度かそれ以上の濃度のジェニナックが移行しています。
クラビットの適応症は、皮膚疾患、呼吸器系疾患、泌尿器系疾患、消化器系疾患など幅広い疾患です。皮膚、唾液、口蓋扁桃、喀痰、前立腺、胆嚢、涙液、耳漏、上顎洞粘膜、女性性器へ高濃度の移行が見られます。
それぞれの薬の組織に対する移行性と抗菌作用の違いから、ジェニナックは呼吸器系疾患、クラビットは全身の感染症に効果がある薬剤として使用されています。
[PDF] 【金属含有薬剤と相互作用を起こすおそれのある薬剤】
・クラビット、ジェニナックなど(ニューキノロン系抗菌剤)のほとんど
:動物実験で幼若動物に関節異常が認められたことから、小児(医薬品の年齢区分では「15歳未満」)は禁忌。トスフロキサシン(オゼックス)に限り小児適応あり。
厚労省 服用後の運転の注意徹底を めまい等の副作用がある13成分で
ジェニナックは、腎排泄・肝臓代謝型薬剤です。服用後24時間で34%が尿中未変化体として排出され、投与7日後までに尿中から41.8%、便中から45.8%排泄されます。腎臓からの排泄は少ないものの、高度腎障害がある場合は薬の量を減らすことが推奨されています。
▽アジスロマイシン水和物(ジスロマック錠、同点滴静注用等、ファイザー)抗生物質 ..
服薬指導には共通した注意事項があります。ジェニナックとクラビットはどちらも脳内に移行する薬として、中枢神経系副作用である意識障害、めまいが起こる可能性があるとされています。処方された患者さんには、車の運転、機械の操作に注意を促す必要があるでしょう。また、けいれんを誘発する可能性があるので、けいれん発作経験者やてんかん患者さんには誘発の危険性を説明しなければいけません。
ジスロマックカプセル小児用100mg/アジスロマイシン水和物カプセルの効果効能・副作用・禁忌など、薬剤基本情報を掲載しています。
感染力が強く、家族内、幼稚園や学校内、職場で感染し、時に大流行する。(特に症状の軽い人が動き回って他人に病気をうつしてしまうので「歩き回る肺炎」(Walking Pneumonia)と呼ばれる)
ジスロマック錠250mg; アジスロマイシン水和物; 250mg1錠
ジェニナックとクラビットは、日常診療でもよく処方される薬です。
クラビットは、膀胱炎、肺炎、腸炎など多くの病気で使用されています。
ジェニナックは、クラビットが効かない呼吸器疾患にも有効のため、耐性菌の発生を考えると最後の砦のような薬です。
どちらの薬剤も心臓、脳に対する副作用を持ち、腎機能低下の患者さんに投薬するときや相互作用に注意を払う必要があります。同じ分類の薬剤であっても、それぞれの特徴を比較しながら注意すべき点に留意して服薬指導に活かしましょう。
キノロン系経口抗菌剤; ジェニナック錠200mg; メシル酸ガレノキサシン水和物; 200mg1錠
・マクロライド系抗菌剤(クラリス、ジスロマックなど)
:効くのはマイコプラズマ、肺炎クラミジア、百日咳菌、カンピロバクター。一般的に「苦い」