コブラポケモン; キタカミNo.019; 全国No.024; 英語名:Arbok
から進化した『』アーボック(Arbok)。こちらもアーボ同様に英語のcobra(コブラ)を逆さまにした名前です。また日本名と全く同じです。
【折り紙】アーボック風コブラの作り方 Origami Cobra Arbok
英語版のポケモン名は基本的に二つの単語の組み合わせでで構成されております。例)フシギダネ(Bulbsaur => bulb(球根)+ dinosaur(恐竜)。当サイトでは英名のポケモンについての説明、単語、例文についてそれぞれ紹介・解説します!
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。『の起点を作り、が起点を作れる』としての採用であるが、そもそもの単体性能が異常であった。
高い耐久と「マルチスケイル」によって殆どの相手に「はねやすめ」連打で粘ることができ、この行為が麻痺とも毒とも相性が良い。技構成は完結しており、「でんじは」+「」による"突破性能"、「でんじは」+「アンコール」による"起点作り性能"、「アンコール」+「はねやすめ」による"詰め性能"とあらゆる性能が一級品で、加えてこのの型の匿名性から、特に初回の「でんじは」は通りやすい。今回の構築はあらゆるが麻痺とのを有しているため、麻痺とは即ち事実上の死を意味する。連鎖的に次々と麻痺を入れることで相手の構築を崩壊させる、まさに怪物であった。
タイプも非常に優秀で、じめんの一貫を切ったり、両ウーやいわ以外のオーガポンを受けることができたりする。ドドゲザンとの相性補完が極めて良く、ドドゲザンからに引いて「アンコール」や、ドドゲザンを突破した技を「アンコール」などの強力な択が存在する。
持ち物を「たべのこし」にすることでHP管理が容易になり、行動選択に余裕が生まれやすくなる。また相手を「」で突破しながら「マルチスケイル」を回復できる、一部の技(の「とんぼがえり」など)で「マルチスケイル」を潰されないなど、「たべのこし」にしかない固有の強みがある。
テラスタイプは全ての弱点を半減にできるはがねとしたが、使用していくうちにこおり技持ちのれんげきウーに強くなるみずや、ドラゴンを無効にできつつ弱点が少ないフェアリーなども候補に挙がると感じた。はがねで拾う試合も多かったので今回ははがねのまま使用した。はがねは素のタイプ・マルチスケイルが残った状態で「アンコール」→テするかどうか選ぶという全対応のムーブが取れる。
ポケモンの名前の由来アーボック cobra(コブラ:ヘビの一種) cobraの逆読み(arboc)
蛇。最終的に起点作り型となった。
一応、のために私は配慮をしたつもりであった。残りの5体で構築をある程度完成させたし、「」もに持たせるために残した。「へびにらみ」「どくびし」だけなら確かにこれで良い。しかしには最後の仕事が残されていた。それが『Z』である。『Z』、それはが対戦中一度のみ使える必殺技であり、その驚きの効果とは「相手のもちものを奪った挙句、永久しおづけ状態にする」というものである(通称アボZ)。永久しおづけ状態になった者は、交代してもその効果が解けることはない。アボZを使うには、「くろいヘドロ」を持つ必要があり、「」を持つことができない。私は『・パズル』(最適なの調整を模索するゲーム)を解き、完璧なロジカル・を実現した。上を取られている相手の攻撃はほぼ何でも耐えるので、確実に起点作りを行うことができる。
特に「どくびし」が強力だった。現環境では構築にどくテは入れど、元がどくタイプのが入らないことが珍しくないので、「どくびし」は崩しの手段として有効なことが多い。特に、ガチグマ(ガチ)の対策として「どくびし」+は非常に有効である。初手ガチグマ(異常)は無理だと思われるかもしれないが、実は全対応である。
※シミュレーション こちらは全て初手どくびし
・「ブラッドムーン」または「だいちのちから」→が死ぬのでで「アンコール」。
・「」→が耐えるので次ターン「すりかえ」。
・ノーマルテ「」→が死ぬかもしれないが、の「でんじは」が通るようになる。※
「へびにらみ」も強力なはずなのだが、初手でと対面したは大体「みがわり」持ちということがわかってきたので、終盤は「どくびし」から入ることが多くなった。「みがわり」から入られても、「いかく」は入っているし、裏のやで流すことができるので致命的にはならない場合が多い。
「くろいヘドロ」+「すりかえ」もとい『Z』は、特に耐久を崩す際に重宝する手である。耐久の中には毒が効かないものも珍しくない。その中でも例えばキョジオーン・アーマーガア・「ねむる」ヘイラッシャなど、どくタイプで無い場合はアボZは有効である。受けループのヘイラッシャに決めるのが最も強い使い方であった。これが決まると、相手のヘイラッシャは倍逆たべのこし(夜マック)となる。ヘイラッシャが夜マックとなれば、体力管理は非常に厳しくなり、眠っている間に押し切ることが幾分か容易になるし、でを見据えることもできるようになる。それでなくても、の最大火力として、アボZは強力だった。
この世界にはやサーフゴーなど、「へびにらみ」を阻止せんとする者が存在する。ここに対抗するが「じだんだ」である。「へびにらみ」をスカされた次のターン、威力2倍の「じだんだ」で相手をぶち殺す。これが私の答えである。この不条理な世界に不満を持つだからこそなせる芸当だ。サーフゴーに一度だけじめんテ2倍「じだんだ」を撃ってみた。やはりHBだったので耐えられた。交代際にもらった「でんじは」で抜かれ、「」で受け切られた。「くろいヘドロ」でダメージを受けながら、は静かに、しかし烈しく涙を流した。
将。主にハバタクカミ・テツノツツミ・サーフゴー対策。
配分はよくあるHAとは違い、かなりDに寄せている。このおかげで相手のダメージ感覚が狂うことも多く、これで勝ちを拾うことも多かった(例えば「こだわりメガネ」ハバタクカミがフェアリーテ「」で突っ込んできたのを耐えて勝ちなど)。火力不足を感じることも無いことはなかったが、を以前から使っていたこともあってかあまり困らなかった。
やはりタイプとが非常に優秀である。と相性が良いはがねタイプは構築に是非採用したいところであるが、今作のはがねタイプで採用したいと思えるのがこのしかいなかった。ただ一つこのについてほかのはがねタイプと比較した致命的な欠点を挙げると、ウーに非常に弱いことが挙げられる。今回は「テラバースト」を採用していないので尚のことである。
技構成はテンプレとも言える4つで、「テラバースト」や「けたぐり」を採用したくもあったがいずれも切れなかった。対ハバタクカミを考えると「」、対サーフゴーを考えると「ドゲザン」が必須で、崩しの要素も必要だったので「ハサミギロチン」、そして他の"この手の"と一線を画す高火力先制技である「ふいうち」も必要だった。
※"この手の"とは、いわゆる高耐久高火力のヤケモンチックなである。"この手の"の強みとして、『後出し性能と突破性能の両立』が挙げられるが、弱みとして、『疲弊しやすく、HPが削れた状態だと仕事ができない』ことが挙げられる。しかし、ドドゲザンは高火力先制技の「ふいうち」があることで疲弊した状態でも仕事ができるほか、ある程度の対面性能も担保される。これがドドゲザンの強みの一つである。※
タイプと特性の「まけんき」によって、サーフゴーほどではないにしろ様々な搦手要素に耐性を持てる。あくタイプなので「」の補助技が無効、はがねタイプなので毒無効、「まけんき」によって「あまえる」に耐性があるので対ハバタクカミが安定する、安易なの後投げを許さない、「」への牽制など、多くの偉い要素がある。
テラスタイプは地面と格闘に耐性を持てる「ひこう」にしたが、素のタイプのままサイクルを回すのが強く、切ることは少なかった。一応エンジョイキルに行動回数を稼ぐことができる。
「ハサミギロチン」は不要な試合では一切撃たなかったが、必要な試合ではたくさん撃った。「ハサミギロチン」は当たれば勝てるし、外せば運を"貯める"ことができるので撃ち得である。だが終盤のこいつは運を貯めるだけ貯めてどっか行った。代わりにが「でんじは」を避けたりして頑張っていた。
例の如くポケモンGOもやっているのですが、せっかくだからアーボとアーボック、どちらかにメドューサちゃんの名前を襲名したい(*´◒`*).
英語のスペルを逆さに読むのが由来なら、あちらの国でもそのままアーボとかアーボックと呼ばれているに違いない。