咽頭結膜熱はプール熱とも呼ばれ、アデノウイルスによる飛沫感染が原因です。 ..


【治療・経過観察】
初診時に(検査結果が分かる前に)漢方薬(桂麻各半湯または葛根湯)を処方します。コロナにも効果のある漢方薬で、錠剤もありますので、漢方薬の粉が苦手な児も大丈夫です。漢方薬を服用すると、ワクチン接種の有無に関わらず、2日程度で解熱します。発症日を0日目とし、その翌日から5日間を自宅療養期間とします。解熱剤は、体温が39℃以上で、本人がつらそうなときは使って構いませんが、ある程度熱が出ることは、治るために必要な事なので、解熱剤の使用は、必要最低限に留めましょう。


治療は、抗菌薬(エリスロマイシン、クラリスロマイシンなど)の内服が中心となります。

【診断】
鼻腔粘膜拭い液による抗原検査が感度も良く、簡便です。発症(発熱)した翌日が検査の時機です。
なお、コロナの抗原検査は、医師が必要と判断した人に限らせていただいております。例え濃厚接触者でも、症状のない場合は、保険診療では検査できませんので、ご了解をお願いいたします。

【症状】
2~3日の潜伏期を経て、最初に発熱・咽の痛み、その後咳が出ます。熱は、39℃前後の高熱のことが多いようです。中には、40℃の熱が出ることもありますが、こういう場合も漢方薬等による治療で、概ね2日ほどで解熱します。

マイコプラズマに対する抗生物質(クラリスロマイシン)を使用して治療します。

【症状と経過】
3歳位までの乳幼児が、初めてヘルペスウイルスに感染した際、その内の5%の児がこの病気を発症します(殆どの児は不顕性感染で、何も症状は出ません)。口唇・口腔内に水疱や潰瘍が多発し、痛みでよだれが多くなります。特に歯茎が赤く腫れて出血します。高熱・不機嫌や、口の中が痛くて食事が摂れなくなる等の全身症状を来します。

【症状と経過】
多くは生後8ヶ月から12ヶ月前後の子どもが突然高熱を出します。
高熱は3~4日続き、その後熱が下がって顔や身体に赤い発疹が出てきます。
下痢を伴う事もあります。機嫌が悪くなり、ぐずることも多いです。
発疹は経過とともに薄くなり痕を残すことなく消えます。

で感染することはほとんどなく、夏季に多いわけではありません。アデノ

【救急搬送】
自力で水分が摂れない、話しかけても返答がないといった場合は、すぐに救急車を呼ぶか、車で病院に搬送します。

【症状】
熱中症は、高温多湿の環境下に長くいることで起こります。軽症(Ⅰ度)の場合、大量の発汗・めまい・立ちくらみ・生あくび・こむら返り・気分不良などの症状が出ます。中等症(Ⅱ度)になると、頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・脱力感・集中力や判断力の低下・いつもと様子が違うといった症状が現れます。重症(Ⅲ度)例では、高熱を伴ったり、意識障害・けいれんといった症状が現れます。熱を主体とする夏カゼや、感染性胃腸炎と共通する症状も多いため、熱が出たり、頭痛・嘔吐の症状から熱中症ではないかと心配される方がおられますが、基本的に高温多湿環境下にいなければ熱中症にはなりません。また、寒気や関節痛などの症状を伴っていれば、風邪によるものと考えていいでしょう。

クラリスロマイシンDS10%」「カロナール細粒50%」です。 カロナールを服用した ..

【症状】
眼球結膜(白まなこの部分)が真っ赤に充血します。目やにを伴うことも多いです。原因は、アデノウイルスの感染です。基本的には熱は出ませんが、熱を伴った場合は、咽頭結膜熱(別名プール熱)と言います。片方の目が充血した後、4~5日してから反対側が充血するという経過を取ることが多いです。目の充血が引くのには、7~10日位かかります。

【治療】
特効薬はありませんが、漢方薬を飲むと多少早めに解熱します。のどが真っ赤に炎症を起こしていても、ウイルスによる感染症ですので、抗生物質を服用する必要はありません。症状による対処療法をします。食欲があっても、痛みが強くて食事が摂れない時は、食事の20~30分前に鎮痛剤を服用すると、痛みが和らいで食べられるようになります。


生後6カ月以上の患者にはエリスロマイシン、クラリスロマイシンなどのマクロライド系抗菌薬を投与。

【症状】
のどの痛みを強く訴えます。また発熱したり、手のひらが赤くなったり、体に赤い斑点ができたりします。痒みや嘔吐を伴うこともあります。

【治療】症状に対する対症療法、漢方薬

【治療】
マクロライド系抗生物質のクラリスロマイシンが第一選択です。通常のセフェム系抗生物質では効かないので、必要な検査をしたうえで、適切な治療をすることが大事です。8歳以上の児には、テトラサイクリン系のミノマイシンという錠剤も使えます。粉薬が飲めない児には、使いやすい薬です。有効な抗生物質を服用すると、2日以内に解熱し、咳も徐々に治まっていきます。

【症状】

【症状】
主に5歳以上の子に多い病気ですが、まれに1歳‐2歳の児も罹ることがあります。症状は、乾性(痰の絡まない)咳が次第に強くなり、昼夜を問わず出て、しかも長引きます。熱は、微熱から高熱まで様々で、中には熱が出ない場合もあります。咳と熱が3日以上続いて徐々に酷くなってきたり、熱がなくても咳が1週間以上続く場合は、肺炎を起こしていないか、一度はレントゲンを撮ってみた方がいいでしょう。レントゲンで特徴的な、すりガラス状肺炎像が見られたり、肺炎の影がなくても血液検査・抗原検査などでマイコプラズマの反応が出たら、この病気と診断されます。レントゲンで肺炎の影を認めた場合はマイコプラズマ肺炎、肺炎の影はなくて抗原陽性だった場合はマイコプラズマ気管支炎と診断します。

10人の医師が回答

急性副鼻腔炎の初期はウイルス感染によって引き起こされるため、症状が軽く、3~5日程度の経過でしたら自分の免疫力で自然軽快することがあります。1週間程度症状が持続してしまう場合は、細菌感染に置き換わっている可能性が高いため、病院への受診が必要です。数か月に及ぶ慢性的な症状がある場合は、耳鼻咽喉科を受診した方が良いと思います。

宜しくお願いします。 6人の医師が回答

子どもの副鼻腔は、2歳頃から発達し始めて、17歳頃にほぼ完成する器官です。生まれたての新生児期の副鼻腔は、まだ直径1㎝程度で鼻腔とも繋がらず骨髄で形成されています。そのため、小さい子どもの副鼻腔炎はないとされています。
しかし、4歳~6歳頃になると、副鼻腔の通路が広がり炎症を起こしやすくなるので注意が必要です。
子どもは鼻腔と副鼻腔を繋いでいる穴が小さいため、鼻風邪から容易に副鼻腔炎を発症します。また、同時に鼻の奥と耳の中を繋いでいる耳管という細い管も短いため、副鼻腔炎を起こしていると中耳炎も起こしやすくなります。
一方で成人の副鼻腔炎に比べて治りやすという特徴もあります。
治療は成人と同じで、抗生物質が中心になります。
当院ではレントゲンやファイバー検査を用いて確実な診断治療を心がけています。

その場合重い障害など残らないか心配です。 10人の医師が回答

【症状】
両頬がりんごのように赤くなり、両腕・脚にレース様の赤い斑点(紅斑)ができます。紅斑は1週間程度で自然に消えていきます。痒みが強くない限り、特に治療は必要ありません。

溶連菌感染症の治療の主役はです。主に

鼻うがいでは直接副鼻腔内を洗浄することはできませんが(手術後は除く)、鼻内に貯留した膿性の鼻汁や痂疲を除去することで予防や症状緩和の効果が期待できます。

となります。そのため、溶連菌感染症の方が近くにいる場合は、

【症状】
全身に水疱が出現し、最後にかさぶたとなり、治っていきます。
痒みが強く、掻きむしると痕が残ったり、とびひになることがあります。

病名をタップしてください症状・治療法について記載しています

主に慢性副鼻腔炎に対して行われます。(一部の重症な急性副鼻腔炎にも行われます)
現在は、鼻の穴からカメラ(内視鏡)を使用しながら行う手術が主流です。局所麻酔(もしくは全身麻酔)の後に鼻の穴から内視鏡を入れ、モニター画面を見ながら鼻腔内のポリープ(鼻茸)を一つひとつ切除し、副鼻腔と鼻腔の通路を広げて空気や分泌物の出入りを良くします。内視鏡手術の利点は、出血や痛みも少なく、術後の回復も早いこと。最近は、マイクロデブリッターという、ポリープや膿を吸引しながら細かく削り取る画期的な装置が開発され、従来の除去方法より安全確実な上に、手術時間も大幅に短縮されました。
入院+全身麻酔で行っている施設が多いですが、首都圏を中心に日帰りで手術を行う施設も増えてきています。

(参照::溶連菌電子顕微鏡写真)(参照:)

【治療】
ウイルスそのものに対する特効薬はありません。
咳や鼻水の症状を軽減する薬を服用します。喘鳴がひどい場合は、吸入器を借りて自宅でも、気管支の炎症を抑えたり、気管支を広げる作用の薬を吸入すると、夜間の咳が軽くなって眠れるようになります。
高熱で眠れない位にきつがる時は、解熱剤を使ってもいいでしょう。ただし、解熱剤は病気を治す薬ではなく、使い過ぎるとかえって治りにくくなることもあるので、使い過ぎないように注意しましょう。
飲食ができなかったり、脱水がある場合は、点滴を行います。このような治療により、重症化して入院が必要となることはほとんどありませんが、生後6ヶ月未満の乳児や、喘鳴が強かったり肺炎で呼吸状態が悪い例は入院が必要なこともあります。
本疾患はウイルス感染症ですので、熱があっても基本的に抗生物質は不必要です。熱が高い場合は、漢方薬を服用すると早く解熱します。ただし、経過中に細菌が感染する(二次感染)可能性も考えて、熱が続く場合は血液検査をしたうえで、必要に応じて抗生物質を併用します。

咳、鼻水などの症状 咳がひどい場合は、咳を抑える鎮咳薬、痰を出しやすくなる去痰薬などが使われます。 これらは、市販の感冒薬に含まれていますので、アデノウイルス感染症と判っていれば、咳、鼻水に対して、市販薬の内服を1つの方法です。

耳鼻咽喉科を受診時には炎症をおさえるために、鼻の処置で副鼻腔の入口を広げた後に、抗生物質やステロイド剤を含んだネブライザー療法も行われます。
ネブライザーとは、霧状にした薬液を鼻や喉に噴霧して、直接患部へと送り届ける医療機器です。微粒子レベルの細かい煙霧となって鼻や喉へと送り出された薬は、呼吸とともに鼻の奥や気管支、肺などにまで到達します。

残念ながら、アデノウイルスに効く薬はありません。 熱や炎症、 脱水症状に対する対症療法しかないのですが、一部の重症例を 除けば、5日くらいで熱が下がって自然に治ります。 アデノウイルスは、だ液、涙、鼻水、便などから感染します。 とても感染力が強いウイルスです。

【診断】
上記の症状・胸部聴診所見・既往歴・流行状況・胸部レントゲン写真より本疾患の可能性を考え、必要に応じて鼻水から本ウイルス抗原を検出することにより診断しますが、保育園などで流行していたり、兄弟が先に発症したりしていて、症状も典型的であれば、検査なしでも診断することは可能です。
発症早期に検査してもウイルスが検出されないことが多く、発熱後2日くらい経過してから検査した方が検出率が高いようです。正しい診断に至るには、何より丁寧な問診・聴診が必要です。

アデノウイルス感染症

【症状】
RSウイルス感染症の症状と似ており、4~5日の潜伏期間の後、咳・鼻水の症状が2~3日続いた後、徐々に咳がひどくなってゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴とともに、重症の場合は苦しそうな呼吸をしたり、39~40℃の熱が5日間ほど続いたりします。細気管支炎・気管支炎・肺炎の原因となり、2歳以下では重症化しやすいですが、一般的にはRSウイルス感染症より軽症で済みます。
主に1才以上の幼児(平均2歳6ヶ月)が罹る病気ですが、乳児も罹患し、最年少例では生後2ヶ月児が罹患したこともあります。罹患年齢の上限はRSウイルス感染症よりやや高く、4~6歳の幼児でも発症することがありますが、学童期に発症することは、ほぼないでしょう。終生免疫はできにくいため、繰り返し罹患する場合もあります。
流行の時期は年によって多少異なりますが、一般にはRSウイルス感染症・インフルエンザの流行期とは重ならず、近年ではインフルエンザの流行が治まって来た頃、それと入れ替わるように3月頃から流行り出し、5月頃まで続くことが多いようです。

アデノウイルス、マイコプラズマ、クラミジアの感染症との ..

【治療】
適切な抗生物質を服用すると、速やかに症状は改善します。ただし医師の指示通り(通常1週間)、薬を最後まで飲み切ることが大事です。症状が良くなったからといって途中で治療を中断すると、再発したり、腎炎などの合併症を起こすことがあります。