持続皮下注射刺入部の発赤・硬結の出現頻度とその予防に関する検討
皮下投与の分類には、皮下点滴・持続皮下注射(continuous subcutaneous injection: CSI)・皮下注射(subcutaneous injection: SC)の3種類がある。皮下投与は在宅に限らず病棟でも非常に有用で、安全性が高く患者の苦痛が少ない投与経路である。「点滴が漏れたが、何度穿刺しても静脈が確保できない」という苦痛からの解放は、患者と医療者の双方に大きなメリットがある。・
予防にはデキサメタゾンの混注が良いといわれるが, その効果を提示した文献は少ない
皮下点滴は静脈点滴と比較し血流感染も少なく、針も概ね1週間毎を目安に交換すれば良い(オピオイドであれば入浴前にレスキューしてから抜去し、入浴後に再留置すれば良い)。翼状針よりもテフロン針のほうが持ちが長く、皮膚損傷の可能性も少ない(図II-5、6)。...
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・馬に本剤をデキサメタゾンとして0.01 mg/kg単回皮下注射
使用に際して気を付けること
(使用者に対する注意)
・誤って注射された者は、直ちに医師の診察を受けること。
・使用者はその取扱いに際し、目や皮膚等に付着しないように注意して使用すること。
(犬及び猫に関する注意)
・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。
(専門的事項)
①対象動物の使用制限等
・本剤に対して過敏症の既往歴のある犬・猫には使用しないこと。
②重要な基本的注意
・本剤は副腎皮質ホルモン系薬剤であるので、犬・猫の症状及びその程度を十分考慮して、慎重に選択し使用すること。
③副作用
・本剤は妊娠動物に投与すると流死産、後産停滞を起こすことがある。
・本剤は泌乳量の減少を起こすことがある。
・本剤は感染症を悪化させることがある。
・本剤はときに誘発感染症を起こすことがある。
④その他の注意
・本剤は実験動物において催奇形性、培養細胞において変異原性を示したとの報告がある。