「リベルサス」と「マンジャロ」は、投与方法や効果などに明確な違いがあります。


引用:マンジャロ(チルゼパチド)電子化された添付文書 | 医療関係者向け – 日本イーライリリー株式会社


当クリニックでは、現在GLP-1受容体作動薬で治療が安定している方に対して、マンジャロへの切り替えを強くお勧めすることはあまりありません。

マンジャロは作用が強いので、初期用量の2.5mgでも消化器症状が現れることがあります。副作用は用量に依存しているため、最初に症状が出なかった場合でも増量すると症状が出る可能性があります。身体が薬に慣れてくると、副作用は感じにくくなります。

マンジャロ群
悪心12~20%、便秘:14~18%、食欲減退:13~22%、下痢:9~17%、嘔吐:5~12%

使っているGLP-1薬から、他のGLP-1薬に切り替えたいのですが? ..

日本人の2型糖尿病患者に対する薬の効果を調べる研究が行われました。その結果が、横浜市立大学より発表されています。それによると、マンジャロは従来のGLP-1受容体作動薬より、血糖値を下げる効果と体重減少効果が確認されました。

オゼンピック・リベルサスでも同様の副作用が生じやすかったですが、マンジャロでも同様です。

リベルサスから注射タイプのオゼンピックやマンジャロに切り替える場合、リベルサスを服用後24時間以上経過後であれば使用可能です。

マンジャロを投与していて患者さんから「投与後1〜3日くらいはよく効いている感じがあって、5〜6日経過すると効果が薄まる」という声を聞きます。それらの実感を裏付けるのがこちらの薬物動態のデータ(添付文書より引用)になります。これらの図表はチルゼパチドの投与によって血漿中の薬物濃度が時間経過によってどう変化していくかを示したものです。

週1回の皮下注射が必要です。
「アテオス」という注射デバイスに薬が充填されており、簡単に皮下注射が可能です。
トルリシティと同じ注射デバイスになります。

他のGLP-1注射製剤からの切り替えであっても0.25mgから開始する。

マンジャロ5mg:-5.8kg
マンジャロ10mg:-8.5kg
マンジャロ15mg:-10.7kg
トルリシティ0.75mg:-0.5kg

マンジャロ5mg【標準用量】にて体重をも低下させ、高用量15mgではなんともの体重減少を達成しています。


他の治療薬への切り替えを行うこと。 8.3 本剤の使用にあたっては、患者に対し低血糖症状及びその

マンジャロは週に1回の皮下注射を行います。この薬は1週間効果が持続するため、朝昼晩いつでも注射できます。食事のタイミングも気にする必要はありません。注射を忘れないように、毎週同じ曜日に投与しましょう。

SURPASS-2 試験では、マンジャロ 5mg 群、10mg 群、15mg 群はオゼンピック 1mg

様々な論文のデータを体系的に分析し、定量的に評価したものをご紹介します。既存のGLP-1受容体作動薬と比較し、体重減少データが圧倒的に高いことがわかります。例えば、サクセンダ(海外版 リラグルチド)の極量投与(3mg)でさえ、マンジャロの5mgのデータには及びません。

【痩せ薬】マンジャロの効果・副作用を医師が解説!【glp-1】

マンジャロ5mg【標準用量】においてHbA1c値をも改善させ、を大幅に超える方がHbA1c値7.0%未満を達成できています。

M件の投稿。オゼンピック から リベルサス 切り替え関連の動画をTikTok ..

当クリニックでは、肥満を伴う糖尿病患者さんからのご相談が増えており、GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ」の使用が増えています。

リベルサスから始まり半年程でコンマ1tから10キロ落ちましたそして、11月からマンジャロ ..

こちらも同様にマンジャロは5mg、10mg、15mg全てにおいてセマグルチド(先発品:オゼンピック)1mgよりも有意に体重減少作用を認めています。端的に言うと、というデータですね。

GLP-1受容体作動薬を超えるマンジャロの予後改善効果について

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、2型糖尿病の治療に使われる注射薬になります。この薬は、GIPとGLP-1という2つの消化管ホルモンに作用することが特徴です。

GLP-1ダイエットはどれが良い?選び方や使い方・副作用を紹介

マンジャロは非常に効果が高い薬ですが薬価が高いです。
用量に正比例して薬価が上昇する為、高用量を使用する場合にはかなり高額になることがあります。

[PDF] 【チルゼパチド(マンジャロ皮下注)】 に関する公的分析の結果

マンジャロは5mg、10mg、15mg全てにおいてセマグルチド(先発品:オゼンピック)1mgよりも有意にHbA1c改善作用を認めています。

リベルサスの公的分析 62)において、日本人の 2 型糖尿病患者を対象とした研究で ..

引用・改変:マンジャロ(チルゼパチド)電子化された添付文書 | 医療関係者向け – 日本イーライリリー株式会社

糖尿病の薬(GLP-1/GIP受容体作動薬)~管理薬剤師.com

従来のダイエットは強い意思で食欲を抑え込み我慢するダイエットでしたが、GLP-1、GIP/GLP-1 アナログによるダイエットは、自然と食事量を抑えることが出来きます。患者さんの声を聞いても、「特に努力せずに痩せられた」との感想を多く聞きます。私もそう感じました。努力しても痩せられなかったのに、リベルサス・マンジャロですぐに痩せられたのでびっくりしています。です。1日の総カロリーをセーブ出来なければ、成功はありません。食欲を抑制してくれるGLP-1アナログ、GIP/GLP-1アナログはダイエット成功を導いてくれる強力なサポーターです。

リベルサス, 規格:錠3㎎/7mg/14mg 適応:2型糖尿病

簡単に言うとマンジャロで治療した患者とセマグルチド1mg(皮下注)で治療した患者を比較し、どっちが優れているか調べた試験

GLP-1ダイエットの違いは?注射と飲み薬はどっちが痩せるの?

マンジャロを月4本使う場合、お薬代は3割負担で約2300円~約14000円です。
トルリシティやオゼンピックと比べると費用は高めになりますね。
(上記価格は保険診療の価格です。糖尿病の治療に使用する場合の費用になります。当院では自費診療・ダイエット目的でのマンジャロ処方はしておりませんのでご理解の程よろしくお願いいたします。)

マンジャロ(高い減量効果をもつ糖尿病治療薬)が2023年4月に発売!

【目的】
投与後52週時までのHbA1cの変化量を指標として、マンジャロ5mg/10mg/15mgを週1回投与した場合のトルリシティ0.75mg投与に対する優越性を検討

マンジャロ(高い減量効果をもつ糖尿病治療薬)が2023年4月に発売! ..

【マンジャロ】が望ましい方
・減量を狙う場合
・血糖値をより良くしたい場合

第522回福山地区内科会学術講演会 2024年2月27日 が開催され

SURPASS-2: BMI 34、HbA1c約8.3%の2型糖尿病患者に40週マンジャロを投与し、マンジャロ(チルゼパチド)とセマグルチド1mg(皮下注)を比較

GLP-1受容体作動薬の効果を超えるマンジャロという薬剤について

激務から生活習慣が乱れ、2022年11月には人生最大体重に達したため、ダイエット決意。リベルサス開始。3ヶ月間の休薬をはさんだが、71.1kgで体重キープ出来ていたが、2023年4月マンジャロ2.5mgを開始、リベルサス 7mgよりも強い食欲抑制作用を実感。1ヶ月で1.3kg減量し、マンジャロ 5mgに増量。2週間で1.4kg体重減少するも、嘔気が強く治療中止した。中止時の体重は68.5kg、ドラッグフリーで4ヶ月後2.2kg体重は戻るも、大きなリバウンドなく経過している。

対処方法について十分説明すること。[9.1.4、11.1.1参照]

糖尿病新薬であるマンジャロについて解説しました。
高い治療効果と体重減少効果を有する期待の新薬ですね。
新薬の処方制限があるため2週間ごとの通院が必要なのと費用が高くなるのがネックですが、既存の治療ではコントロールが難しい方や、肥満を合併している方には良い選択肢になるかもしれません。