○この薬には、併用を注意すべき薬があります。他の薬を使用している場合や、新


子宮筋腫の手術に向けて数日後より、レルミナ錠を内服予定です。薬をもらう時に聞き忘れたのですが、花粉症で市販のアレグラ錠を飲んでいます。一緒に内服しても大丈夫でしょうか?また、内服中、飲酒しても大丈夫でしょうか?(30代/女性)


レルミナ, 夕1錠※食前※, 食後に気付く, 眠前に飲んで下さい ※空腹時推奨

薬を2種類以上飲む時には、相互作用に注意する必要があります。
以下に挙げるのは、ほんの一例であり、他にも色々と注意するべき組み合わせはありますので、ひとつの参考としてお読みください。

ある患者に、子宮筋腫に基づく過多月経や下腹痛などの改善に用いる「レルミナ錠40㎎」が1日1回1錠(昼食後)として処方されました。薬剤師は、添付文書より「食後投与は、絶食下投与と比較して薬剤の血中濃度(Cmax・AUC120)が低下する」ことを確認。その際、患者から「初回投与である」ことを聴取すると同時に、「医師から服用開始日の指示がなかった」ことを確認しました。薬剤師が処方医へ疑義照会を行った結果、▼用法を昼食「前」に変更する▼月経周期1-5日目より服用を開始する—よう指示を受けることができました。

また、本剤はP-糖蛋白質(P-gp)の基質であるため、エリスロマイシン、リファンピシンと併用注意です。 ..

子宮筋腫の手術に向けて数日後より、レルミナ錠を内服予定です。薬をもらう時に聞き忘れたのですが、花粉症で市販のアレグラ錠を飲んでいます。
一緒に内服しても大丈夫でしょうか?
また、内服中、飲酒しても大丈夫でしょうか?

ある患者は、2年前から、A医療機関の耳鼻咽喉科から処方された花粉症治療薬の「シダトレンスギ花粉舌下液2000JAU/mLパック」を使用しています。今回は、A医療機関から紹介を受けてB医療機関の耳鼻咽喉科を受診し、同じく花粉症治療薬の「シダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU」が1日1回1錠・30日分が処方されました。薬剤師は「シダトレンスギ花粉舌下液」から「シダキュアスギ花粉舌下錠」へ切り替える際には、▼変更後1週間は「シダキュアスギ花粉舌下錠2000JAU」を1日1回1錠▼投与2週目以降は「シダキュアスギ花粉舌下錠5000JAU」を1日1回1錠―を投与する(段階的に切り替えていく)ことを製薬企業に確認。薬剤師は、処方医に投与量について疑義照会を行いました診察終了していました。また「シダキュアスギ花粉舌下錠」の添付文書には、「初回投与時は医師の監督のもと、投与後少なくとも30分間は患者を安静な状態に保たせ、十分な観察を行う」ことなどが記載されていますが、この履行が難しい(B医療機関は診療終了している)状況であったことから、▼シダキュアスギ花粉舌下錠への変更は次回に見送り▼今回は、従前からの「シダトレンスギ花粉舌下液」に処方変更する—こととなり、患者にその経緯を説明しています。

(1)服用してはいけない場合……本剤の成分に対するアレルギー ..

機構では、▼調剤する際は、患者の薬剤服用歴、既往歴・現病歴、副作用歴・アレルギー歴、併用薬との相互作用等を確認したうえで処方監査を行い、適切な処方かどうかを検討する▼患者に副作用があらわれた可能性がある場合は、薬局内で情報共有できるように患者情報の副作用歴欄などに薬剤名と症状を明記する▼重要な患者情報の見落としを防止するため、電子薬歴システムの頭書きやアラート機能などを利用することが有用である—とアドヴァイスしています。

血の巡りを改善させる作用がある漢方薬です。比較的体力がある方で、ホットフラッシュ、上半身ののぼせ、発汗、下半身の冷え、頭痛、肩こりなどに効果が期待できます。

複数の漢方を併用してしまうと、生薬のバランスが崩れて求めた効果を発揮 ..

血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増加していないにも関わらず、血圧上昇、むくみ、カリウム低下、ナトリウム貯留などの病態があらわれる「偽アルドステロン症」は主に漢方に含まれる甘草(カンゾウ)という生薬が原因になることがあります。脱力感や筋力低下、筋肉痛、吐き気などの症状が出現します。利尿剤との併用に注意が必要です。
更年期治療に使用する漢方の中では、加味逍遙散、女神散、温経湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、加味帰脾湯、補中益気湯、人参養栄湯などに含まれている生薬です。

山梔子(サンシシ)という生薬を含む漢方の長期投与(多くは5年以上)により起こる恐れがあります。症状としては腹痛、下痢、便秘、腹部の張りなどがあります。
更年期治療に使用する漢方の中では、加味逍遙散、加味帰脾湯に含まれています。