シミの外用治療『東大式トレチノイン・ハイドロキノン漂白療法』
. 治療は、前半の漂白していく治療期間(2~8週間)と後半の炎症を冷ましていく期間(2~8週間)に分かれます。使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり、垢のように皮膚がぽろぽろむけてきます。その後、徐々に赤みが増してきますが、シミは薄くなってきます。始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。治療中は、必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。シミの治療期間の目安は4~12週間です。シミが満足できるところまで薄くなった時点でトレチノインゲルを中止し、ハイドロキノンの外用を続けていただきます。トレチノインゲル外用中および外用中止後2~4週ほどの間は赤みが続きます。
治療後2週間で日光性(老人性)色素斑は綺麗になりましたが、治療後約1ヶ月にはやはり強い炎症後色素沈着を認めました。 ..
トレチノインの塗布を続けると、最初に見られた皮剥け(落屑)や赤みなどの皮膚炎(レチノイド反応)は、肌がトレチノインに対する耐性を獲得するため、次第に落ち着いていきます。
トレチノインは皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療にも大変効果的です。
トレチノインに期待できる効果や目安の服用期間、副作用などをご説明します。イソトレチノインとはイソトレチノイン ..
トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではしわ・にきびの治療医薬品として、FDAに認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。日本では認可されておりませんが、本院では米国の製品にさらに改良を加えたものを処方しております。
トレチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものであります。このトレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
もともと重症ニキビだった男性の方です。イソトレチノイン内服と並行してレーザー治療を10回行い、赤みは顕著に改善しました。
トレチノインを使用している期間は、日中の外出時には必ず日焼け止めを使用してください。
左上:このように大きな複数個のシミでも一度に治療が可能です。
右上:照射直後は白っぽくなりますが15~20分で白さは消えてカサブタ状態となります。
左下:照射後1週間でカサブタが剥けた状態です。非常にきれいで少し赤みがあります。
右下:治療後1ヶ月の状態です。赤みも消えています。大きなシミはきれいになりましたが、顔全体には細かいシミが数多く残っています。このようなシミに対してはレーザーではなくフォトプラスが有効です。
赤み・乾燥・かゆみ ・表皮剥離・湿疹・白斑・炎症後色素沈着などを生じる場合があります。 未承認機器明示
左上:治療前です。
右上:照射直後はシミの部分の皮膚が脱色されて白くなります。入りが白いのは15~20分程度です。少し盛り上がったカサブタとなります。
左下:白くなった部分は最終的には黒っぽいカサブタとなります。治療前のシミよりは目立つ状態が約1週間続きますが、洗顔等は可能です。
右下:照射後1週間でカサブタが剥けた状態です。シミの部分は100%無くなっています。カサブタが剥けてしばらくは多少皮膚の赤みが残ります。
レーザー治療ではなく、トレチノイン酸治療(オバジニュダーム、現在はゼオスキンヘルス)を行った方です。シミが無くなり、肌に透明感が出ています。治療開始後6週間です。
・トレチノインは表皮メラニンの排出を早め、ハイドロキノンはメラニンの生
A あまりにも剥ける場合は量を減らしていただいてもかまいません。皮がむけるのは正常な反応です。治療中は無理にファンデーションを塗らずに、日焼け止めとポイントメークをしていただくのみで良いと思います。どうしてもファンデーションを使いたい場合は、リキッドタイプのものやBBなどが良いと思います。粉にすると、余計に目立つ場合が多いです。反応は次第に落ち着いてきますので、このまま続行してください。何か大きなイベントがある場合は、イベントの4-5日前に塗るのをやめていただくと反応が止まります。
トレチノイン シミ、しわ、ニキビ、に効果が期待できる塗り薬です
A 痛みが強い場合は塗る量を減らしていただいてもかまいません。皮がむけてヒリヒリするのは正常な反応です。反応が強すぎてドロップアウトするよりは、継続して治療していただいた方が効果が出ます。①我慢しながら量を減らして調節していく、②一旦塗るのをやめて3-4日すると反応が止まるので、それから量を減らして様子を見ながら少しずつ増やしていく、のどちらかで対応してください。
この期間は中心となる製品であるミラミン、ミラミックス、トレチノインの容量と使用量によって調整されることとなります。 ..
トレチノインは肌のターンオーバーを促進し、新しい細胞が生まれるのを促進します。結果として、メラニン色素を持った細胞が上へ押し上げられ、約1~2ヶ月で、表皮深層のメラニン色素を外に排出させます。
トレチノインは、強力な作用のある薬剤のため赤み、皮むけが出現する場合が ..
A 反応のピークは塗り始めて1-2週間です。それ以降、やや減ってきて、1ヵ月半くらいで落ち着いてきて、あまり剥けなくなります。その後多少の波はありますが、濃度をあげたり、長期中止(半年以上)しない限りは、最初ほど剥ける事はありません。
これはあまり日本の医師も知らないことですが、イソトレチノインをある程度の期間しっかり飲みきると、ニキビは再発しません。
トレチノイン外用開始後、数日すると薬を塗った部分が赤くなり、皮がむけるのと同時に、しみが薄くなってきます。
赤くなったりカサカサする症状はだいたい1週間目がピークで、その後は赤みやかさつきが減り、しみも薄くなっていきます。
しみが十分薄くなったり、皮膚がトレチノインに慣れて耐性ができてきたりしたら、1クールの治療はいったん終了です。トレチノインを塗るのを中止すると、肌の赤みは徐々に消えてゆきます。美白剤のハイドロキノンは、トレチノインを止めた後も1~2ヶ月間は続けていただきます。
その後、ハイドロキノンはやめずに2ヶ月ほど使用していただきます。
吉祥寺・美夏クリニック【しみの治療 ブログ記事から トレチノイン
トレチノインは、コラーゲン増生を促す数少ない薬ですので、しわにも効果が期待できます。目じりなどの深いしわの場合は、少なくとも3ヶ月は使用する必要があります。また、使用開始すぐは、皮剥けがひどくなることがありますので、プロペトなどの保湿剤による十分な保湿が必要です。
CDトレチノイン・ハイドロキノン・ビタミンCコンビネーション治療
A 通常、4ヶ月半が1クールです。治療中のこの間に皮膚が3回入れ替わると言われています。ハイドロキノントレチノイン療法と相性がものすごく良い人(10-15%くらいの人)は、その後継続することも可能ですが、通常はブライセルか、エンビロンシリーズに変更してメンテナンスしていただいた方が安全です。
トレチノイン治療| 自由が丘駅徒歩2分 | 美容皮膚科女医・皮膚科専門医
通常、治療開始後2週間後、6〜8週間後、診察します。
下記経過を辿る治療ですが、状況によりトレチノインの調整が必要になります。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、表皮の深い層にあるメラニンを外にだし ..
ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口の角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。
特にトレチノインは分解が早いので1ケ月毎に新しいものの処方を受けてください ..
トレチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)とは、ピーリング&肌再生効果のあるビタミンA(レチノール)の誘導体で、ビタミンAの約50~100倍もあります。
トレチノイン・ハイドロキノン | 肌のクリニック 高円寺 麹町
それでも、きちんと管理をして観察をしていれば、ハイドロキノントレチノイン療法は非常に良い方法で、当院でも長期ではなく短期集中で治療を行うことにより、ほとんどの患者さんに良い結果を出しております。(もちろん長期使用していただいている患者さんもいらっしゃいます。)
使い始めてしばらくするとカサカサや赤みが生じますが徐々に軽くなっていきます。 ..
A 特に休薬期間に決まりは無いですが、2回目以降は冬の時期に治療したほうが反応・効果が出やすくなります。夏の期間はブライセルか、エンビロンシリーズでメンテナンスしていただき、冬にハイドロキノン・トレチノイン療法がいいと思います。1回目は夏でも十分反応が出やすいので、時期はいつでもかまいません。2回目以降は、例えば11月に再開して3月いっぱいまで塗ると4ヶ月間塗ることになるので、ほぼ1クールで良いかと思われます。
基本的に炎症が収まって、赤みがひいた後にシミが現れてきます。ニキビを ..
トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではシワ・ニキビの治療医薬品として、FDAに認可されており、非常に多くの方に皮膚の若返り薬として使用されています。
朝と夜に以下の方法で塗布します。洗い流す必要はありません。 5以下は朝のみ
現在ではオバジ先生はトレチノインハイドロキノン療法を使わない方法にシフトしており、当院でもオバジシステムは取り扱いをやめております。