一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
その他の副作用は容量依存性に出るものが多く、日本人の多くの人の飲み方ではでることは稀です。
イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。
鼻の黒ずみでお悩みだった20代女性の患者様。酒さによるぼつぼつも気になっていたのでイソトレチノインで治療を開始したところ、1ヶ月後には酒さのぼつぼつは消え、毛穴の黒ずみもほぼ消失しました。他にも肌質がツルッとして改善したりと鼻の黒ずみ以外にも全般的な効果が早い段階で出ました。
内服開始後1週間では逆に赤いぼつぼつが増えてしまい心配でしたが一過性で、1ヶ月続けてもらったところいい結果が出ました。
以下の方は「イソトレチノインによるニキビ治療」を受けることができない場合があります。医師にご相談ください。
また、ニキビでお悩みの方、当院へのご相談をお待ちしております。
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の過剰分泌を抑えるとともに、抗炎症作用もあるとても優れた成分です。
イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴まわりの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。
当院では、イタリアRecordati社のアクネトレント®を処方しています。
これまでのニキビ治療で改善がみられなかった難治性ニキビ、繰り返しできるニキビに対して高い治療効果が期待でき、“ニキビループ”のお悩みから解放されます。
つまり、過度に免疫が反応してニキビの炎症が悪化するのを防ぐ作用があります 11, 12。
イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。
イソトレチノインの最大の特徴は、飲んで数ヶ月してニキビがよくなった場合、 飲むのをやめてもニキビができにくい状態が続く場合が多いことです。
アクネトレント10mgは1カプセル400円、20mgは1カプセル600円となります。
(*いずれも税込み価格です。)
通常20mgを1日1回内服します。
(*体重によっては30〜40mgの内服をおすすめする場合があります。)
アクネトレント20mgを1日1カプセルで30日間内服すると18,000円になります。
1日40mgで内服する場合はアクネトレント20mgを1日2錠内服しますのでの倍のご負担になります。
では逆に、イソトレチノインが飲めない方はどんな人なのでしょうか?
イソトレチノインには様々な副作用やリスクがあります。当院では医師から副作用についてシートを用いて説明を行い、定期的な血液検査や尿検査を実施します。
イソトレチノインは、1ヶ月後に皮脂が減ってきたことを実感できます。
イソトレチノインの内服にともない肝機能異常や高脂血症、血球減少が生じることがあります。
必要時は内服開始時に採血を行います。
内服開始から1ヶ月後に必ず1回目の採血を行い、その後は2ヶ月ごとの採血を行います。
イソトレチノインの内服量を増量した場合も、増量から1ヶ月後に適宜採血を行います。
採血データに異常が生じた場合はイソトレチノインの減量、内服中止などを行います。
ニキビが改善してからも、再発を防ぐために治療を継続する必要があります。
この副作用は代表的なもので、ほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。それに伴い、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です。顔だけでなく体全体が乾燥しますので、保湿剤をしっかり使用していただきます。保湿対策を十分行うことによって、治療に耐えられないというほどの乾燥は起きません。
イソトレチノインを、4~8ヶ月内服した後はニキビができにくくなります。
とくに注意するべきポイントを以下で解説するので、イソトレチノインを服用する際は、必ず理解しておきましょう。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
イソトレチノインは、アクネ菌に対する細胞の免疫応答を正常化する「免疫調整作用」を有することが報告されています。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
イソトレチノインの副作用は多岐に渡りますが、代表的なものは皮膚の乾燥と、口、鼻、眼の粘膜の乾燥です。この副作用はほぼ100%の患者さんに起こります。乾燥によって皮膚炎、口角炎、口唇炎、鼻出血、ドライアイなどが起こる可能性があります。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
また、赤ら顔や鼻血もよく起こる副作用です 13。血液検査では、肝機能障害のほか、脂質異常などの様々な異常を認めることがあります。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
イソトレチノインの内服を始めると、ほぼすべての人が唇の皮めくれを経験します。リップクリームやワセリンを塗ることでらくになりますが、内服中はずっと続くことが多いです。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
非常に稀ですが、重篤な副作用として目の異常、膵炎、肝炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、アナフィラキシーショック、スティーブンス・ジョンソン症候群、自殺企図などが報告されています。
ニキビに悩んでいる方やイソトレチノインが気になる方はお気軽にご相談ください。
脂腺増殖症は2-5ミリ程度の小型の黄色いできもので、ひたいやこめかみ、鼻やほほなど皮脂分泌が多い場所によくできます。30代以上で徐々に増加することが多く、予防はありません。見た目以外に悪さをすることはありませんが、見た目が気になるので除去したいという相談を多く受けます。
ニキビ痕までしっかり治したい患者様もいれば、そこまでは気にされない方も、、、
保険適用の様々なお薬を使ってもなかなか治らないニキビの方にはとてもいい治療の選択肢になります。
・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。
しかし、何らかの原因で肌バリア機能がうまく働かなくなったり、炎症が生じて毛穴が詰まってしまうと、皮膚の中に皮脂や角質などの汚れが溜まります。
そこにニキビ菌(アクネ菌)が繁殖してしまい、ニキビ菌と戦うために免疫細胞が集まることで、強い炎症を起こして赤く腫れます。
■施術範囲鼻下・口周り(マリオネットライン内側)・あご(フェイスラインまで)
個人輸入の場合、適切な成分量であるかも怪しいですし、類似品である可能性もあります。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
ただいきなりこの量を飲むと乾燥等の副作用が出すぎる可能性がある場合・副作用が出てしまった場合は、-5mg~-10mgした量がおすすめです。
例
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
イソトレチノインを内服する上でのリスク (副作用)で最も覚えておいていただきたいのが、やはり女性の妊娠です。妊娠に気づかず飲んでしまうと 催奇形性といって赤ちゃんが奇形になってしまう可能性が高まります。そのため妊娠中・妊活中の方はとにかく注意してください。
飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点
また、厚生労働省がイソトレチノインの個人輸入をしないように勧告を出しています。
イソトレチノイン(自費ニキビ治療) | 渋谷スクランブル皮膚科
上記のような副作用があるとされていますが、先述したように欧米ではメジャーな薬なので、必要以上の心配はいりません。