PIONEER 10:デュラグルチドとの比較検討試験 | 臨床成績
リベルサスの国際共同研究はPIONEER試験シリーズとして、偽薬との比較(PIONNER 1)、SGLT-2阻害薬との比較(PIONEER 2)、注射タイプのGLP-1製剤との比較(PIONEER 4)などPIONNER 10まで発表されています。
用量に従い週1回2.5mgから投与を開始してください。投与後は十分な経過観察をお願いいたします。 [解説]
リベルサスは、体内にあるGLP-1というホルモンに似た作用を持ち、血糖値に応じてすい臓からインスリンを分泌させて血糖値を下げる糖尿病治療薬です。
ただ仮にあきさんが糖尿病でないのでしたら、糖尿病専門医の立場としてリベルサスの服用はお勧めしていません。
糖尿病でない橋本病の方へのリベルサスの服用は安全性が示されていないためです。
糖尿病の薬(GLP-1/GIP受容体作動薬)~管理薬剤師.com
GLP-1受容体作動薬の橋本病に対する影響はまずないことから、リベルサスの服用自体は可能です。
>>現在、橋本病でチラージンを62.5μg服用しています。
その他、健康状態は問題ないのですが、リベルサスの服用は可能でしょうか?
相当する又は下回る用量(最大臨床用量での AUC 比較において
はじめまして。
現在、橋本病でチラージンを62.5μg服用しています。
その他、健康状態は問題ないのですが、リベルサスの服用は可能でしょうか?
日本人のデータとしてはPIONEER 9(2)(経口薬1剤もしくは食事療法で治療中の2型糖尿病患者さんを対象とした、リベルサス3mg, 7mg, 14mgとビクトーザ0.9㎎ の比較試験)とPIONEER 10(3)(経口薬1剤もしくは食事療法で治療中の2型糖尿病患者さんを対象とした、リベルサス 3mg, 7mg, 14mg とトルリシティ 0.75㎎/週の比較試験)があります。
リベルサス錠7mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
リベルサス・ビクトーザともに同じGLP-1受容体作動薬になります。
同じGLP-1受容体作動薬を併用することはせず、より効果を求める場合にはどちらか一方の薬の容量を増やす(もしくはオゼンピックへの切替)のが現時点での私の考えです。
>担当先生からGLP-1(ビクトーザ)を勧められ,現在2/14よりリベルタス3mgとビクトーザ0.9mgを服用,接種を朝一空腹時に同時に服用,接種して60分飲食して降りませんが同時に服用接種しても大丈夫なんでしょうか?
現在リベルサス7mg+ビクトーザ0.9mgです。担当先生は軽運動で食事制限は掛けてね。と言われただけで服用接種時間の説明はありませんでした。リベルサスは6〜7時間で効能が切れると書いてありましたので,個人的考えで例えば朝一リベルサス7mg。お昼にビクトーザ0.9mgを分けて服用接種する事は可能なのでしょうか。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
医療者の考えとして「治療による有用性」と「その薬の副作用」を天秤にかけて前者が上回ると判断した場合にその治療選択を患者さんにおすすめします。
糖尿病患者さんであれば「治療の有用性」が大きいのですが、糖尿病ではない方となるとそれが小さくなるため、どうしても慎重にならざるを得ません。
もしリベルサスの服用を行うのであれば副作用の確認ができる医療機関での治療をお勧めします。
トルリシティ皮下注アテオスなど)への切り替えを行うこと 4)代替薬投与 ..
糖尿病治療薬ですので(頻度は少ないものの)低血糖の危険性があります。
また先日リベルサスを含めたGLP-1受動態作動薬による胆道系疾患が重大な副作用に含まれました。(リンク先は以下の通りです。)
注目の経口セマグルチドの強さを知る 糖尿病薬との比較試験 総まとめ
ただダイエット目的での安易なリベルサスの服用自体は、私自身はお勧めはしていません。
「GLP-1ダイエット」と評して美容系クリニックを中心にリベルサスによる減量治療が昨今すすめられておりますが、その風潮を糖尿病専門医としてはやや危惧しています。
投稿でも紹介した通り減量効果は間違いないお薬ではありますが、糖尿病でない方への使用については安全性への懸念がある為です。
リベルサスの用量依存的な血糖改善効果、体重減少効果が認められました ..
こんにちは、投稿をご覧頂きありがとうございます。
バセドウ病のコントロールが出来ており甲状腺の働きが正常に回復しているようでしたら、リベルサスの服用は可能です。
(逆に甲状腺の働きが正常でない場合はリベルサスの服用はお勧めしません。まずは甲状腺の治療を優先してください。)
バ(10,0,0)、ジャディアンス25mgで血糖コントロール良好となり退院。最
リベルサスを単独で使用する場合には低血糖のリスクは比較的低い薬と言われています。
糖尿病治療薬の進化は止まらない!〜インスリンとGLP-1受容体作動薬
GLP-1受容体作動薬は胃腸障害の割合が比較的多い薬剤です。注射薬のセマグルチド(オゼンピック)でも大きな懸念事項でしたが、経口薬のリベルサスでも当然のこの副作用が比較的多く出現します。
臨床試験ではトルリシティと比較した試験でも有意なHbA1c低下を認めています。
そんなことは決してありません。
過去に紹介した同じ薬の注射薬(オゼンピック)のがさらに強力です。
また週1回の注射薬は好きな時間に打てばOK。
毎日起床時に服用しその後30分飲食禁止が必要なリベルサスは、飲む人を選ぶ薬だと思います。
現在(2023年8月)、わが国ではGLP-1受容体作動薬の注射製剤の供給に問題が生じており、使いやすい週1回製剤であるトルリシティ ..
PIONEER9ではリベルサス(3,7,14mg)とビクトーザ0.9mgとの比較、 PIONEER10ではリベルサス(3,7,14mg)とトルリシティ0.75(週1回)との比較試験です。
トルリシティ皮下注0.75㎎アテオス, デュラグルチド, 0.75mg/0.5mL/キット
この試験では、心血管リスクの高い2型糖尿病患者さんに対して、標準治療に対してリベルサス®14㎎を使用したときの、3point MACE(心血管死、非致死性心筋梗塞又は非致死性脳卒中)を発症するまでの時間を主要評価項目として検討しています。
8月31日、日本イーライリリー株式会社は、同社の持続性GLP-1受容体作動薬デュラグルチド(商品名:トルリシティ ..
ただリベルサスの服用自体の私の考え方に違いはありません。
糖尿病以外の方に敢えて私がお勧めする場合としては、高度の肥満による身体/日常生活の影響が強い場合(例:歩行ができない、睡眠時の無呼吸、支える膝が悲鳴をあげている、高血圧などの生活習慣病の合併)があります。
糖尿病治療薬としてビクトーザやトルリシティ、オゼンピックやマンジャロなどの ..
マンジャロ(チルゼパチド)はGLP-1受容体作動薬のオゼンピック(セマグルチド)とも比較試験が行われており、マンジャロの方が血糖値を優位に改善したという結果となっています。
最大用量:1日1回 14mg(維持用量で4週間以上投与しても効果不十分な場合).
次の試験は、海外でのデータではありますが、メトホルミンを90日以上使用している血糖コントロール不良患者に対して、エンパグリフロジン(ジャディアンス®)25㎎とリベルサス®14㎎を比較した試験です。
[PDF] RMPサマリー(更新版) 2023/3/27現在 627製品(539成分)
今回のコラムでは、GLP-1阻害薬のトルリシティからマンジャロへ切り替える理由や、切り替え後のフォローについて詳しく解説します。
ありんこ@薬剤師 (@yaku_zaishi_) • Instagram photos and videos
この試験では、日本人を含むSU薬単独、または、SU薬+メトホルミンで治療されている血糖コントロール不良患者に対して、シタグリプチン(グラクティブ®、ジャヌビア®)100㎎と各投与量のリベルサス®を比較した試験です。
・リベルサス7mg≒オゼンピック0.5mg換算。
さらに、お互いの維持量(トルリシティ®0.75㎎ VS リベルサス®7㎎)では、血糖降下作用は同等であり、体重はより減少する効果を認めるリベルサス®、中長期的にもメリットを見いだせるかもしれません。また以下の通り、薬価比較でも感じるメリットが強くなるでしょう。
持続型GLP 1製剤 トルリシティ、オゼンピックの比較
・トルリシティ皮下注→リベルサス内服へ切り替え(1名)の例。7mg/日を服用後、体重減少が見られた。脂肪は減少するが、筋肉量はほぼ変わりない。食行動が良くなったとのこと。