また、ジャディアンスとフォシーガの違いとしてはも挙げられます。
SGLT2阻害薬だけを使用する場合は低血糖は起こりにくいのですが、併用薬の効きが良くなるため注意が必要です。
飲む量ではジャディアンスが10mgまたは25mg、フォシーガが5mgまたは10mgという違いがあります。
そんなSGLT2阻害薬に心不全を改善する心保護作用があるということが、近年、言われてきています。当院でも心不全の患者様に対し、SGLT2阻害薬を使用する機会が増えました。
ジャディアンスとメトホルミンの併用については別の記事で紹介しています。
ダイエット効果が期待できる医薬品同士の併用に興味がある人は、あわせてお読みください。
ジャディアンスとフォシーガでは、フォシーガの方がより強いダイエット効果が期待できます。
※ 上記 4つのお薬は、”fantastic four”とも呼ばれ、SGLT2阻害薬・ARNI(エンレスト)・β blocker・ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬がそれに相当します。
SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えるため、尿路感染症の副作用に注意が必要です。
SGLT2阻害薬は、このSGLT2の働きを妨げることで効果を発揮します。
ダイエット目的でジャディアンスやフォシーガを飲む場合は、メトホルミンやリベルサスなど
ただ、メトホルミンとリベルサスは併用注意薬に該当するため併用するときは副作用などに注意が必要です。
2015年に発表されたEMPA-REG OUTCOME試験では、心筋梗塞や脳卒中の既往のある2型糖尿病患者に対して、既存の治療薬にSGLT2阻害薬であるエンパグリフロジンを併用することにより総死亡を32%、心血管疾患による死亡を38%、および心不全による入院を35%、低下させることができたという報告でした。これらのリスク低減効果は種類により差はありますが、他のSGLT2阻害薬でも認められています。
ジェネリック医薬品は全てのSGLT2阻害薬で発売されていません。
SGLT2阻害薬とはナトリウム・グルコース共輸送体(Sodium-glucose cotransporter-2)という腎臓の近位尿細管でのブドウ糖の再吸収に関わるたんぱく質の働きを抑えることで、尿に余分な糖を排出することで血糖値を低下させる薬です。単独で投与する場合は低血糖を誘発するリスクが少ない糖尿病の治療薬として広く使用されています。
SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えるため、尿路感染症の副作用に注意が必要です。
SGLT2阻害薬はその作用機序からケトアシドーシスに注意が必要です。
今回は通院患者さんの背景疾患として増えてきました糖尿病のお薬の中で、特に心臓・腎臓の両者を守る効果も兼ね備えたSGLT2阻害薬についてのお話をしたいと思います。
そのため、SGLT2阻害薬で高い治療効果を期待することができます。
ジャディアンスを飲むと、余分な糖を尿から排出する働きによって1日あたり60~100gの糖が排出されます。
これをカロリー換算すると1日あたり約200kcalになるのです。
SGLT2阻害薬では心血管疾患や腎疾患に対するデータが示されています。
なお、ジャディアンスとフォシーガのどちらにするか決めかねてしまう場合は、1度どちらかを継続して飲んで効果や副作用の現れ方をみてから切り替えることも可能です。
糖尿病の薬なのに腎臓を守る?SGLT2阻害薬の腎保護作用について
現在、心不全の治療薬として承認されているSGLT2阻害薬はエンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス®)とダパグリフロジン(商品名:フォシーガ®)の2種類です。当院でも心不全に対し、SGLT2阻害薬を投与している患者様が増えています。
この中では、フォシーガとジャディアンスが慢性腎臓病に対する効能または効果が承認されています。 SGLT2阻害薬の腎保護作用について
ジャディアンスやフォシーガを飲むときは、自分が使用する目的や求める効果しっかりと把握してそれに合わせて使い分けることが大切です。
今、期待のお薬 vol.2 SGLT2阻害剤 余分な糖を尿から捨てるお薬
SGLT2阻害薬を服用すると尿中の糖が増えて細菌が繁殖しやすくなるため、注意が必要です。
SGLT-2阻害薬(ジャディアンス,フォシーガ)は,血中のブドウ糖を尿の中に排泄してしまうことにより,血糖値を下げます。
SGLT2阻害薬を服用すると血液中へ戻る糖が減少するため、血糖値が低下します。
商品名としてカナグル、スーグラ、フォシーガ、ジャディアンス、デベルザ、ルセフィ等があります。 SGLT2阻害薬による減量効果
SGLT2阻害薬を服用すると、尿量が増えることで体内の水分量が減るため、脱水に注意が必要です。
SGLT2阻害薬は心不全でも腎障害でも頼りになるマルチプレイヤー
また、SGLT2阻害薬は心血管疾患や腎疾患の予防や治療に効果があることも研究されています。
国内では現在、商品名「フォシーガ」「スーグラ」「カナグル」「ルセフィ」「デベルザ」「ジャディアンス」があります。
ループ利尿薬との併用で使用されることが多いのですが、ループ利尿薬の量を減らして、その代わりにSGLT2阻害薬を投与されているケースが増えています。例えば、私の担当していた患者様で87歳男性、心不全の胸水貯留にてアゾセミド60mgにて治療中でしたが、入院中にエンパグリフロジン10mgを追加し、結果的にアゾセミド30mgへ減量することができた患者様もいらっしゃいます。
SGLT2阻害薬 安全に使ってその有効性を最大限維持させましょう
腎臓で糖を再吸収するたんぱく質(SGLT2)を阻害し、糖を尿中へ排泄するお薬です。
糖尿病治療薬として保険適応があります。
薬の作用によって、1日あたり約400キロカロリーのブドウ糖が尿中へ排出されるため、ダイエット効果が期待できます。
商品名としてカナグル、スーグラ、フォシーガ、ジャディアンス、デベルザ、ルセフィ等があります。
フォシーガ、ジャディアンス、ルセフィ・・・ これらはSGLT2阻害薬と呼ばれる糖尿病治療薬。 腎臓からブドウ糖を排泄するお薬です。
SGLT2阻害薬というのは薬の種類名で、実際の薬物名でいきますと、院内では、ジャディアンス、フォシーガの採用があります。また、前回紹介した阻害薬の成分をミックスした、カナリア配合錠、トラディアンス配合錠も採用しています。前者は「カナグル」という名前の薬と「テネリア」という名前の薬、後者は「トラゼンタ」という名前の薬と「ジャディアンス」という名前の薬をミックスしたものです。
HFpEF治療におけるSGLT2阻害薬の位置づけ | べーリンガープラス
ジャディアンスとフォシーガのダイエット効果を比較するため、それぞれの体重減少に関する臨床試験の結果をまとめました。
結果は下記の通りです。
主な副作用として、胃腸障害、おならの増加、お腹の張り、下痢があります。 SGLT2阻害薬:
尚、必要以上の糖は排泄しませんので、SGLT2阻害薬単独では低血糖になるリスクは非常に低いとされています。
米国で認可されているカナグル、ジャディアンス、フォシーガが圧倒的に ..
ただし、人によって体質や健康状態などに違いがあります。
そのため、
特に1型糖尿病や2型糖尿病、慢性心不全、慢性腎不全の治療をしている人は、必ずかかりつけ医に相談してください。
SGLT2阻害薬とは?ダイエット効果や副作用をわかりやすく解説
SGLT2阻害薬に特有の症状ではありませんが、ショック・アナフィラキシーに注意が必要です。
[PDF] SGLT2 阻害薬服用患者の併用薬による 肝機能に及ぼす ..
SGLT2(エスジーエルティー・ツー)阻害薬は糖尿病の治療ガイドラインで定められている治療薬のひとつで、膵臓ではなく腎臓に作用することで血糖値を改善する働きがあります。