抗不安薬の副作用は、睡眠薬の副作用と基本的には同じです。 特に下記症状が顕著に現れることがあります。 眠気; ふらつき; 離脱症状


うつ病の治療に最も重要なことは、ご本人と周囲の人が病気を理解し、十分な休養をとることです。それは簡単なことのようですが、実際には病前性格が責任感の強い性格であったりすると周囲がいくら休めといっても本人が休むことを拒否する場合があります。また経済的な理由や、介護など家族関係の理由から本人が実際に休息をとることが難しい場合もあります。当院では、まず病気についての説明を患者さんとご家族に行い、ご本人が休息をとるためにどのような環境づくりをしていくかを共に考え、アドバイスいたします。症状の重篤さに応じ、医師が診断書を記載して休職(休学)をしていただく場合もあります。治療期間は非常に治療が上手くいった場合でも最低6〜8週間は必要です。(患者さんが復帰を急がれる場合は、患者さんの意向を尊重して対応をしていきますが、病状を鑑みてあまりにも無謀であればお止めする場合があります。)職場(学校)復帰に際しては、ご本人の同意が得られれば職場の健康管理医や人事担当者(子どもの場合は学校教員)と相談して、可能な限り馴らしのステップを踏めるように調整します。経済的な問題や、家族関係の問題を抱えていらっしゃる場合には、本人のみならず家族に対し、医師、精神保健福祉士より様々な医療・福祉サービスの活用を提案いたします。


また、SSRI抗うつ薬で多く見られる離脱症状としてシャンビリ感という症状があります。

新規抗うつ薬の中では副作用も比較的強いですが、最強のSSRIとして知られ効果がもっとも強い部類の薬です。うつ病、うつ状態の他、パニック障害、強迫性障害、社会不安障害、外傷後ストレス障害などに広く用いられます。副作用は、吐き気、眠気、口の乾き、めまい、便秘などがあります。(他の SSRIでも起こりうることですが)、急に中断するとめまい、知覚障害、睡眠障害、不安、焦燥感、震え、発汗、頭痛、下痢などの離脱症状が出現することがあり、減薬は段階的にゆっくりと行います。

こういった離脱症状を防ぐために、レクサプロの減量は少しずつ行っていく必要があります。

レクサプロの服用を急にやめると、抗うつ薬中断症候群という離脱症状が出る恐れがあります。 ..

一度、再発と思いこんでいる体調変化を、ふり返って整理してみてください。
抗うつ薬(特にSSRIやSNRI)をのんでいる方で、もし前のような症状が薬をやめてすぐに現れたときは、離脱反応の可能性があります。
減薬の可能性やタイミングについて、担当医と相談してみましょう。

『前回薬を減らしてから調子が…』『薬を飲み忘れてしまってから具合が…』といった主治医へのご相談は、現在の状態が離脱症状なのか、それともうつ病の再燃なのかを判断するために重要な材料になります。それぞれに対する処置は全く異なるため、適切な治療には過不足なく情報を伝えられることが必須です。

レクサプロ減薬の離脱症状 | パニック障害日記、時々ダイエット記録

先ほど様々な離脱症状を列挙しましたが、これらはうつ病の症状と見分けがつきにくいと言われています。確かにうつ病に罹患すると気分面の変動は出てきますし、睡眠の質に変化が生じる、疲れやすくなるといった症状も珍しくありません。

ただし、通院先が休診日の場合はそう思うようにいきません。調剤薬局へ問い合わせた場合、薬剤師から一般的な情報提供をしていただける可能性はあります。しかし、あくまで‟一般的な”お話になります。患者さんひとりひとりの状態に合った助言は主治医が行うものなので、抗うつ薬離脱症状の具体的な対処方法については、やはり主治医と話をするほかにないのが現状です。

これはレクサプロの副作用なのか、もしかしたらアモキサンの離脱症状なのか…

一過性の軽症例から、致死的な重症例まで様々です。不安、焦燥などの精神症状のみの場合は、アクティベーション・シンドロームと行って一過性の症状であることが多いですが、明らかな体の症状(自律神経症状、神経筋症状)や、著しい精神症状が出現した場合にはセロトニン症候群を疑います。いずれにしてもかかりつけ医に相談してください。

これらの他に、ふらつき、頭痛、傾眠、震え、発汗、不眠、イライラ、めまい、下痢、疲労感といった離脱症状も報告されています。


効果まで2-4週。初期の副作用と離脱症状に注意。不安・抑うつへの効果を期待します。 動画:エスシタロプラム

抗うつ薬は内服開始から数日~数週間経った頃に効果が見えてくるため、定期的且つ継続的な服用が基本となります。すなわち、常に体の中に薬の成分があるということです。服薬の中断によって一時的にそのバランスが崩れると、体にも心にも様々な症状(=離脱症状)が現れる可能性があるのです。

[PDF] 睡眠薬や抗不安薬を飲んでいる方に ご注意いただきたいこと

不安感や恐怖感をもつために心療内科に通っていますが、このところ意欲がなく寝てばかりいます。その話をしたところ、もともと処方されていたレクサプロからサインバルタに変更することになりました。
レクサプロは1ヶ月ほど飲んでいました。最初の1週間は吐き気やだるさ、そわそわ感に悩まされました。
薬を変更する上で、サインバルタの副作用とレクサプロの離脱症状が不安です。どのような副作用が考えられるか、レクサプロを飲んでいたことにより副作用が軽減されることは考えられるか等、ご教示いただけたらと思います。
なお、機能性ディスペプシアにおいてアコファイド、六君子湯、スルピリドを服用中です。
サインバルタは最初の1週間は20mg、2週目からは30mgを服用することになっています。まだ薬の切り替えに踏み切れず、レクサプロを服用しています。